総務省は6月17日、2007年3月末時点における電気通信事業分野のシェア状況を発表した。
総務省のまとめによると、2007年度末における全加入者回線に占めるNTT東西のシェアは、前年度末の92.5%から91.0%にわずかに減少。固定電話の加入数が前期比0.5%減、DSLの加入数が0.4%減と減少傾向にある一方で、光回線数は前期比0.8%増、前年同期比3.2%増の72.2%となった。
総務省では、NTT東西の光回線シェアが7割を超えたことから、競争セーフガードに基づき両社の公平性の検証を実施する方針。結果次第では、両社に対して2月以来の行政指導が行われる。
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