メタップス、動画編集アプリのAppStairを子会社に--マーケティングを強化

 メタップスは1月14日、動画編集アプリ「Film Story」などを展開するAppStairを子会社化すると発表した。動画マーケティング事業を成長させるとともに、両社でサービスの開発なども進める。

 メタップスは、アプリの集客・分析・収益化をワンストップで支援する開発者向けプラットフォーム「metaps(メタップス)」や、オンライン決済サービス「SPIKE(スパイク)」などを提供。スマートフォンアプリの収益化事業を通じて、さまざまなプロモーション支援をしている。

動画編集アプリ「Film Story」
動画編集アプリ「Film Story」

 同社では、動画を用いたマーケティングの重要性が高まっていることを受け、動画マーケティングのサポートを専門とするAppStairを子会社化し、同事業の強化・拡大に取り組むとしている。AppStairは、Film Storyなど多くのアプリを提供しており、動画領域におけるメディアおよび、プラットフォーム拡大に注力している。

 子会社化後の新体制では、メタップスのシニアコンサルタントである山田雄介氏がAppStairの代表取締役に就任し、AppStairの代表者であった西岡拓人氏が取締役CTOに就く予定。


左からAppStairのCTOに就く西岡拓人氏、メタップス代表取締役CEOの佐藤航陽氏、AppStairの代表になる山田雄介氏

 山田氏は「動画元年と言われた2015は、FacebookやTwitterを中心に広告フォーマットが動画に切り替わってきた。これからは、もう一歩踏み込んだ人、クリエイティブなどの領域が立ち上がってくると考える。動画をキーワードに、メタップスのこれまでの知見を生かし、西岡氏とともにサービス・事業拡大を目指していく。すでにいくつか進めている案件もあるので、近々発表も視野に入れている」と意気込みを語った。

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