ということで世界初&史上初、そしておそらく二度と出てこないだろうヒゲ剃りケータイのレビューは終わりだ。って、ケータイとしての機能のレビューがないって?そういや筆者もケータイとして使うことなんて全く考えていなかったよ(笑)。まぁ中身はトンデモケータイなので大した機能は無い。
そして当然だがメニューからヒゲ剃りの操作もできない。本当はメニューから「強弱」とかのコントロールができたら面白いのだけどねぇ。なおメニューアイコンや背景は、メタリックなイメージが使われている。本体の外装にあわせて内部も金属な質感にしているのだろうか。
ところで最も気になるのが、ヒゲをそっている最中に電話がかかってきたらどうなるのだろう?ってことではないだろうか。相手側はきっとヒゲ剃りの音がうるさくてやかましいに違いない、と思うだろう。トンデモケータイだけに困ったケータイだよなぁ、と思うのが当然だ。
ところが!ヒゲ剃りが動いている時はヒゲ剃り用のモーターが動いているため、電磁的な影響を受けてかヒゲ剃りケータイのマイクが動作不良になっちゃう。すなわちヒゲ剃りを動かしている時は、相手側にこちらの音がほとんど伝わらないのである。時たまノイズがはいるものの、ヒゲ剃りの音でやかましい、ということがないのだ。うーんこれってたまたま?それとも考えてる?
つまりケータイにヒゲ剃りを内蔵してもやかましいケータイにはならなかったのであーる!これぞ恐るべし中国4000年の技術なのだろうか?ジョークでつくっちゃったヒゲ剃りケータイなのに、使ってみると実は実用性があるってあたりは驚きだ。品質さえちゃんとすれば、結構まともに使えちゃうかもしれないぞ。
そういや中国ではPilipsがケータイをだしているが、Philipsといえばヒゲ剃りも出している家電メーカーだ。防水性能を備え、ヒゲ剃りのそり味も最高なヒゲ剃りケータイをどこかの大手家電メーカーが出してくれないだろうか?出たら筆者は買うこと間違いなしだ!
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