電源投入後、さっそくA618の機能を見てみよう。まずはメニューを呼び出したいのだが、数字キーのあたりにはメニューと書かれたようなボタンが一切ない。「まさか、メニューがないのか!?このケータイ?」しかし、よーく見てみると液晶画面の中に家の形のアイコンがある。試しに指先で触れてみると……
「おぉ!メニュー画面が出てきた!」
そう、タッチディスプレイは中国マイナーケータイではいまや標準的なものなのだ。またメニュー画面に並ぶ大型のアイコンはイメージはかなり違うものの、iPhoneの影響を受けているようにも思えなくもない。
ディスプレイ解像度が低いため(おそらくQVGA以下)アイコンは2x3表示だが、メニューを移動していくと次の画面が現われ、合計4画面、すなわち6x4=24個ものアイコンメニューが並んでいるのだ。それぞれのアイコンは指先でタップするもよし、付属のスタイラスペンでタッチしてもよい。またA618は家のアイコンをタップしなくとも、待ち受け画面のどの位置をタップしてもメニュー画面に切り替わるスグレモノだ。
なおタッチパネルは文字入力時に手書き入力やソフトキーボードを利用することもできる。漢字の書き方がわからない人、10キーで打つのが面倒な人でも手軽に簡単に手書きで文字を入力できる機能は便利だ。
日本のケータイは10キーで文字入力がしやすいように辞書などが優れているが、なぜ手書きで文字がかけないのだろう。たとえばキッズケータイには漢字の書き方勉強用として手書き入力を搭載する、なんてアイデアはいかがだろう?
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