Web 2.0の挑戦者:コミュニティ連動型テレビ番組ガイドeVokeTV - (page 2)

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有2006年08月11日 08時00分

eVokeTVの基盤となるビジネスモデルがあるとすれば何ですか。

柱となるのは広告とEコマースです。番組評価やリアルタイムのチャット評価を利用する方法も検討しています。これは非常に有益なものとなる可能性があります。

差し支えなければ1日の平均アクセス数を教えてください。

サービス開始から3週間(注:2006年3月現在)しかたっていないので、それほど多くはありません。しかし、アクセス数は急速に伸びています。先週はdigg.comとlifehackerのトップページで紹介されたので、アクセス数が跳ね上がりました。diggに載った日は訪問者が2万人を超えました。ここ数日は1日当たり数千です。重要なのは、アクセス数が急増した後もかなりの数のユーザーがサイトを訪れていることです。

eVokeTVについて最も優れていると自認する点は何ですか。

コミュニティからのフィードバックでしょう。われわれはユーザーにeVokeTVの発展に参加してほしいと呼びかけており、チャットルームではユーザーとのチャットを楽しんでいます。どのユーザーも驚くほど好意的で協力的です。

Webで現在起こっているシフトを若い人たちに向けてどのように説明しますか。

今、ほとんどの人がシフトだと考えているものは、わたしには特に新しいものとは思えません。インターネットは人々を結びつけ、より簡単に、効果的に交流できるようにしました。それはこれからも変わらないでしょう。現代の人々が「情報スーパーハイウェイ」という言葉を笑い物にしているように、将来の世代は「Web 2.0」という言葉を笑い物にすると思います。バブル2.0には絶対に巻き込まれたくないですね。

ご自身のサイト以外に毎日どのようなサイトにアクセスしていますか。

最近、毎日訪問しているのはGoogle Readerだけです:)RSSフィードを登録しているサイトはSlashdot、Digg、43 Folders、Ajaxian、Mac OS X Hints、Ruby on Rails Blog、RedHanded、Terra Nova、Broken Toys、RocketBoomなどです。

睡眠時間はどのくらいですか。

寝るのはあの世に行ってからにします。

メールでのインタビューに応じてくれたeVokeTVのTony Buserとその他のメンバーに謝意を表する。

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