Logitech(日本ではロジクール)は米国時間9月21日、新しい携帯型ゲーム機「Logitech G CLOUD Gaming Handheld」を発表した。「Nintendo Switch」に似たこのゲーム機はMicrosoftおよびNVIDIAのクラウドゲーミングサービスに対応する。同日から北米で予約注文を受け付けている。
この製品はクラウドベースのゲームミングサービスの利用に特化したつくりになっており、利用できるサービスの筆頭は「Xbox Cloud Gaming」と「GeForce Now」だ。また、「Xboxリモートプレイ」や「Steam Link」といったリモートプレイ機能の利用も想定されている。LogitechのFAQページには「Google Stadia」の名前も挙がっている(ただし、他の公式ページには見当たらない)ほか、「Chrome」経由で「Amazon Luna」を利用できると書かれている。
米Amazonの商品ページでは発売日が10月18日となっているが、Logitechのサイトには「10月」と書かれているのみだ。価格は、同社のサイトによれば通常349.99ドル(約5万500円)だが、予約注文すれば299.99ドル(約4万3300円)のセール価格が適用されるという。ただしこれにはクラウドゲーミングサービスのサブスクリプション料金は含まれていない。
ディスプレイは1080pの7インチIPSで、リフレッシュレートは60Hz、輝度は450ニトとごく一般的だ。CPUにはQualcomm製「Snapdragon 720G」が採用され、メモリは4GB、「Android」が搭載されている。また、アンプ付きのステレオスピーカーとステレオノイズキャンセリング機能を内蔵し、3.5mmジャックとUSB-Cポートの両方のオーディオ出力を備えている(映像出力はない)。Bluetooth 5.1もサポートする。ただし、接続に利用できるのはWi-Fiのみで、セルラー接続には対応していないのは残念な点だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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