SBパワーとエンコアードジャパン(エンコアード)は8月25日、国、東京都の節電に関する補助金事業への参画を発表。「エコ電気アプリ」で節電ポイントを付与する。
エコ電気アプリは、エンコアードの特許技術を活用し、SBパワーが「ソフトバンクでんき」契約者向けに提供する、家庭向け節電(デマンドレスポンス)サービス。2020年7月より提供を開始し、約55万世帯の利用があるという。
今回の取り組みでは、2022年12月1日から2023年3月31日までの節電対象期間、エコ電気アプリの節電チャレンジに参加することを条件に、2000円相当の節電ポイントを付与する。
さらに、東京都と需給契約がある利用者に対しては、9月1日から10月31日までの節電期間に、エコ電気アプリの節電チャレンジで5日以上の節電に成功すると、500円相当(自然でんき契約者は1000円相当)の節電ポイントを付与する。
また、SBパワーとエンコアードは、小売電気事業者向けに提供中の家庭向け節電サービスを拡充し、節電ポイント付与までの機能を搭載した、汎用型節電サービス「節電チャレンジパッケージ」を新たに開発。8月25日より提供を開始する。
節電チャレンジパッケージは、現状では自社でポイントプログラムを提供していない、もしくは提供していても参画に必要なシステム改修ができない小売電気事業者に向けたもの。サービス契約前の要件確認・見積もりから、契約後のシステム開発、サービス開始後の運用支援まで含まれる。最短2カ月でのサービス開始を可能としており、今冬の国・東京都の節電に関する補助金事業に参画できるサービスパッケージとなっている。
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