Appleによる新製品の発表日が確定した。米国太平洋時間9月7日午前10時に開催される同イベントで、常時オンディスプレイを搭載し、「iPhone 14」という名称になるであろう最新型「iPhone」が発表される見込みだ。
同社は、カリフォルニア州のApple Park本社で開催する同イベントに、報道陣を招待するとともに、Apple.comをはじめとする配信サービスでもイベントの模様をライブ配信する予定。これまでと同様、Appleが今回送付した招待状には、来たるiPhoneイベントに関する情報はほとんど記載されておらず、夜空に浮かんでいるように見えるAppleのロゴがあしらわれているだけだ。ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡で撮影された画像にも似ているこのイメージは、iPhoneのカメラ機能の改善、もしくは2021年にうわさされていた衛星緊急通信機能の追加を示唆するものとも考えられる。ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡による撮影写真は、2022年夏に初めて公開されて以来、私たちが思い描く宇宙のイメージを既に変え始めている。Appleは、「Far out.」というキャッチフレーズを、今回の発表に採用している。
今回のイベントではiPhone 14に加えて、「Apple Watch Series 8」も発表される可能性がある。Apple Watch Series 8は、外観は2021年の「Series 7」に似ているが、体温センサーなどのヘルスケア機能が追加されて、耐久性が強化されると報じられている。
Appleはこの2年間、年末商戦シーズンごとに売上高と利益の記録を更新している。2021年には「iPhone 13」、2020年には「iPhone 12」が好調だったことが主な要因だ。Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は以前、消費者がiPhoneを選択し続ける理由として、高性能なカメラ、長いバッテリー持続時間、高く評価されているソフトウェアを挙げていた。そして同氏は、5Gが、さらに多くのユーザーによる機種のアップグレードを後押しする可能性が高いとも述べていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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