2022年が進む中、500ドル弱で購入できるスマートフォンの品質はますます向上しており、サムスンとGoogle、新参のNothingが450ドル(約6万1000円)近辺のほぼ同じ価格帯でそれぞれスマートフォンを提供している。これらの3つのスマートフォンはどれも比較的低価格であるにもかかわらず、洗練された楽しい体験を約束している。
Googleの「Pixel 6a」はすでにレビューで好評を博しており、米CNETのLisa Eadicicco記者は「これまでで最高の手頃な『Pixel』スマートフォン」と評している。一方、筆者は「Nothing Phone (1)」を使ってみて、本体背面の点滅するLEDだけでなく、価格と性能のバランスにも感銘を受けた。サムスンの「Galaxy A53 5G」は、低価格で優れたディスプレイとカメラを提供することから、レビューで高い評価を得ている。
しかし、実際のところ、ユーザーが苦労して稼いだお金をつぎ込む価値があるのは、どの機種なのだろうか。筆者はこの3機種すべてを手に入れ、使用感を確認してみた。
話題のスマートフォンから始めよう。Nothing Phone (1)は英国や欧州諸国で販売されているが、米国での発売は現時点では不明だ。Nothingは米国でスマートフォンを発売したいと言っているが、米国の5Gネットワークに対応するために、ネットワークパートナーが必要になる。本稿執筆時点では、米国で正式に発売される予定はない。一方、米国在住者はPixel 6aとGalaxy A53 5Gであれば簡単に入手できる。
これら3機種の価格は非常に似通っており、Pixel 6aが449ドル(日本版は5万3900円)から、Galaxy A53が449.99ドル(日本版は5万9400円)から、Nothing Phone (1)が約472ドル(日本版は6万3800円)からとなっている。英国では分かりやすく、すべての機種が399ポンド(約6万4000円)からとなっている。
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