Natureは、同社製スマートリモコン「Nature Remo」シリーズ用の操作アプリ「Nature Remoアプリ」(iOS版)を機能強化し、日本各地の電力逼迫(ひっぱく)状況が一目でわかる「電気ひっ迫予報」ウィジェットを追加した。
電気ひっ迫予報ウィジェットは、iPhoneなどのホーム画面に各電力会社サービスエリアの電力使用率を表示するもの。電力広域的運営推進機関(OCCTO)から提供されるデータを参考にして、グラフを作成していく。グラフの線の色は、電力使用率予報の値が92%未満なら緑色、92%から97%未満なら黄色、97%以上なら赤色とすることで、逼迫度合いを伝える。
目に入りやすいホーム画面で当日の電力使用率予測を確認できることから、ピークの時間帯を意識して節電したりピークシフトしたりしやすくなる。
なお、Nature Remoは、赤外線リモコンで制御可能な家電製品にコマンドを送信し、インターネット経由で操作可能にするスマートリモコン。AndroidスマートフォンやiPhoneの音声アシスタント、「Google Home」「Amazon Echo」といったスマートスピーカーからでも、家電機器をコントロールできる。
Nature Remoアプリ自体はNature Remoを持っていない人でも使えるため、誰でも電気ひっ迫予報ウィジェットを節電やピークシフトに活用可能だ。
電気ひっ迫予報ウィジェットが利用できるのは、iOS版Nature Remoアプリのバージョン9.5.1以上。Android OS版アプリでも、今後も懸念される電力逼迫に備えられるよう、今冬までの実装に向けて開発作業を進めているという。
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