「Facebook」のライブショッピング機能が、提供開始から約2年で終了することになった。Facebookを運営するMetaが米国時間8月3日に発表した。
10月1日をもって、Facebookのライブショッピングで新しいイベントを配信したり、イベントのスケジュールを設定したりすることはできなくなる。同社によると、「Facebook Live」は継続するが、商品プレイリストの作成や、Facebook Live動画で商品にタグ付けすることはできなくなるという。
同社は発表の中で、「ショート形式動画にシフトしつつある消費者の視聴行動に合わせて、FacebookとInstagramの『リール』に重点をシフトしている」と説明し、Instagramのリールで商品にタグ付けすることを代替策として提案している。
Metaは、何度かの試行とベータテストを経て、2020年にライブショッピング機能を広く提供開始した。2021年5月には「Live Shopping Fridays」シリーズを追加し、デモやチュートリアルなどの動画を、Abercrombie & Fitch、Bobbi Brown Cosmetics、Cliniqueなどの小売業者と提携して提供した。
Metaによると、これまでに撮影したショッピング動画は、ユーザーのプロフィールページまたは「クリエイタースタジオ」にダウンロードすることで残しておけるという。
今回の発表のわずか数週間前には、TikTokがライブEコマースの取り組み「TikTok Shop」を米国と欧州本土に拡大する計画を撤回したと報じられていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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