Getty Images、NFT市場に参入--アナログ写真など過去170年間の作品をNFTに

 Getty Imagesは5月18日、米Candy Digitalとパートナーシップ協定を締結し、NFT市場に参入すると発表した。

配信予定のNFTコンテンツ例(73989490,Michael Ochs Archives,GettyImages)
配信予定のNFTコンテンツ例(73989490,Michael Ochs Archives,GettyImages)

 Candy Digitalは、メジャーリーグ(MLB)、レースチームアライアンス、WWEの公式NFTパートナーを務めており、Getty Imagesとの提携により、初めてアートやカルチャー分野に参入することになる。

 NFTコンテンツ化されるのは、Getty Imagesの保有する過去170年間分の写真で、世界中のアートやカルチャー、音楽シーンでの決定的な瞬間を収めたもの。総勢4億6500万枚以上の写真のうち、1億3500万枚はアナログ写真で、アナログ写真の多くは一般に公開されたことがないものという。

 コンテンツの配信はCandy Digitalのマーケットプレイスを利用する予定という。使用されるブロックチェーンはイーサリアム互換のサイドチェーンであるパームブロックチェーン。一次市場、二次市場での取引のほか、クレジットカードや暗号資産での購入にも対応する予定という。

 コンテンツの発売・配信は今後数カ月内を予定する。コンテンツは順次追加予定としている。

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