バッファローは3月24日、同社から発売しているネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasene(型番:NS-N100)」について、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が提供しているアプリ「torne」から、ドワンゴが提供しているリアルタイムコミュニケーションサービス「ニコニコ実況」をtorne上から連携して楽しめる、「ニコニコ実況連携機能」の復活を発表した。
2022年4月中にPlayStation 5向けTVアプリ「torne」のアップデートを皮切りに、PlayStation 4/iPhone/iPad/Androidに向けても順次公開予定としている。
ニコニコ実況連携機能は、torneで視聴するテレビ番組と、ニコニコ実況で投稿されたコメントを同時に楽しめるインタラクティブサービス。2020年12月16日にAdobe Flash Playerサポート終了にともない、torne上でのサービスを停止していた。
利用停止の際には、多くのユーザーから復活を望む声が発信されたサービスだったとしており、バッファロー、SIE、ドワンゴの3社は、「コロナ禍によってスポーツやライブ観戦を中心とした、不特定多数が集まるイベントなどの機会が減少するなか、ニコニコ実況のTV視聴を多人数でインタラクティブに共感できる喜びは、リアルをインターネット上で代替するサービスとして、減少するコミュニケーションの活性化など、TV視聴の体験価値を向上させるもの」と賛同。ニコニコ実況連携機能の再開発を決定し、バッファローのnasne継承1周年に合わせて発表したという。
あわせてバッファローは、今後もTV視聴文化の新たな創出、インターネット文化の振興をドワンゴと協業し、発展に貢献するための取り組みとして、ニコニコ実況のオフィシャルスポンサーに就任。支援を行うとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス