Googleは2021年10月から、「Android 12」のアップデート「Android 12L」を通じて、折りたたみスマートフォンおよびタブレットの体験を向上させる意向を示してきた。そして米国時間3月7日、より具体的な最新情報を公開した。
Googleは発表の中で、通知シェードの改良や新しいタスクバーなど、ユーザーが期待できる変更点をいくつか明らかにした。通知シェードでは、通知の閲覧やスワイプによる消去がしやすくなるように、専用の列が用意される。一方、新しいタスクバーでは、複数アプリ間でより迅速なマルチタスクが可能になる。
例えば「YouTube」動画を見ながらニュースを確認したり、「Chrome」で宿泊先を検索しながら「Googleマップ」で場所を調べたりできるという。
Googleはこのほか、ホーム画面やロック画面などについても、大画面での表示に向けた最適化に取り組んでいることを改めて強調した。
Android 12Lはサムスン、レノボ、Microsoftのデバイスで2022年内に提供予定だという。Googleは「Android13以降でより大画面のデバイスを最大限に活用できるよう、さらなる機能を引き続き開発していく」としている。
「Android」開発者向けページには、Androidオープンソース プロジェクト(AOSP)への正式版リリース時期は「2022年第1四半期」と書かれている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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