Appleの次のイベントは、米国時間(太平洋標準時)9月14日火曜日の午前10時に開催される予定だ。来週、オンラインで開催されるこのイベントで、「iPhone 13」や「Apple Watch Series 7」がついに披露されるはずだ。第3世代「AirPods」が発表される可能性もある。今後のことを見据えると、2021年内に第6世代「iPad mini」と第9世代「iPad」も登場するかもしれない。
2021年に入って、Appleはすでに2つのイベントを開催している。最初のイベントは4月に開催され、iPadの新モデル、カラフルな「iMac」、「AirTag」トラッカー、「iPhone 12」の新色「パープル」などが発表された。その2カ月後には、年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」を開催し、「iOS 15」や「macOS Monterey」(「macOS 12」としても知られる)、「watchOS 8」「iPadOS 15」を披露した。
Appleは通常、1年に3~4つのイベントを開催する。春のイベント、夏の開発者会議、そして、秋に1つか2つのイベントだ。秋のイベントは通常、9月と10月に開催される。9月のイベントでは「iPhone」と「Apple Watch」の新モデルが発表され、10月のイベントでは「Mac」とiPadの新モデルが披露されることが多い。
Appleは2012年の「iPhone 5」以降、毎年9月のイベントで最新のiPhoneを発表してきたが、2020年には、パンデミック下での生産の遅れが原因で、そのパターンは変わった。2020年の9月のAppleイベントでは、「Apple Watch Series 6」「Apple Watch SE」、iPadの新モデルが披露されたが、新型iPhoneは発表されなかった。その後、同社は10月に「iPhone 12」を発表。2020年の秋のAppleイベントは、パンデミックにより、オンライン限定での開催となった。通常どおり、同社のウェブサイトを通して、イベントはライブ配信された。
Appleは2021年、9月にイベントを開催する例年のスケジュールに戻るが、今回もオンライン開催となる。
Appleは2021年に入ってから開催したイベントで、すでに多数のハードウェアとソフトウェアのアップグレードを発表しているが、秋にもいくつかの発表が予想されている。これには、iPhone 13、Apple Watch Series 7、第3世代AirPods、第6世代iPad mini、Appleの「M1」チップを搭載する大型のiMac、より手頃な価格のApple製ディスプレイ、新しいMacBook ProおよびMac Pro(AppleのM1チップの採用がうわさされている)が含まれる。Amazonのスマートディスプレイ「Echo Show」と競合するApple製品、「Apple TV」を内蔵するサウンドバー、Appleの拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットの発表も、われわれは待ち望んでいる。
アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、iPhone 13は、「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4種類のモデルが提供されるとのうわさだという。この新型iPhoneでは、新しいデザインが採用され、カメラやバッテリー、スペックがアップグレードされる可能性があるとわれわれは予想している。
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