チャットでスタイリストとコミュニケーションも--新たな美容サロンの探し方を提案する「MIRRE」

 美容クリニック・サロンの運営および、美容DXサービスの開発提供を行うFUTURE GATESは8月26日、スタイリスト個人を直接指名、予約、決済ができる「MIRRE(ミラー)」の提供を開始すると発表した。

 
 

 料金プランは、フリーランス・スタイリストおよび、店舗在籍のスタイリスト向けのスタンダードプランが月額税込500円、店舗向けのスタンダードプランが月額税込4400円。

 MIRREは、スタイリスト個人のカット事例や評価をベースに、事前のチャットコミュニケーションを通じた価値共感を重視するマッチング型スタイリスト予約サービス。同社の審査を通過した美容サロン在籍のトップスタイリストやフリーランス・スタイリストなど、さまざまなスタイリストが登録しているという。

 厚生労働省によると、2019年の美容サロンの数は過去最多の25万4422店舗。スタイリストについては、54万人以上になるという。

 
 

 美容サロンやスタイリストが増え続けている一方で、膨大なスタイリストの中から自分にあったスタイリストを見つけ出すことは困難になっており、美容サロンを探す主な手段としても、検索予約サイトやスタイリストが自ら発信するSNSが主流になっているという。

 しかし、検索予約サイトでは資本力のある美容サロン、SNSでは認知度の高い特定のスタイリストに利用者希望者が集中する傾向にあり、それ以外の美容サロンおよび、フリーランス・スタイリストは集客に苦戦している。

 また、集客の上手な美容サロンであっても、土日などに利用者が集中するため、平日の稼働アップが課題となっている。

 今回提供を開始するMIRREでは、スタイリスト個人のカット実績閲覧や、事前のチャットなどによりコミュニケーションがとれ、自分にあったスタイリストが見つけ出せるという。

 また、事前決済機能を導入しているため、利用希望者は事前に施術代金が把握でき、当日手ぶらでサロンに訪問することが可能。カット当日に施術メニューを変更する場合も、代金はアプリ内で処理が行える。

 なお、サービス規約に基づき、直前キャンセルを行った利用希望者には、キャンセル料の請求が発生する。施術開始までの48時間以内から24時間前までは、施術料の50%。施術開始までの24時間前までは、施術料の100%が請求され、スタイリスト・店舗への保全を行うという。

 
 

 店舗に勤めるスタイリストやフリーランス・スタイリスト向けには、個別にカスタマイズできるカレンダーツールを実装。予約を受け入れたい時間のみを予約枠として開放できる。

 予約については、承認型の確定方法を取っているため、重複予約事故が防ぎやすくなっているという。

 加えて、フリーランス・スタイリスト向けに、加盟するサロンの鏡予約機能を用意。加盟するサロンは、MIRREで自店舗の集客をしながら、平日などサロンの鏡が空いている時には、MIRRE登録のフリーランス・スタイリストに鏡の空き枠を有償で貸し出すことが可能となっている。

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