Mastercardは米国時間8月12日、デビットカードとクレジットカードの磁気ストライプの段階的廃止を2024年に開始し、2033年までに完了する見込みだとプレスリリースで明らかにした。チップを搭載するカードに移行するという。
米国の銀行では2027年から、磁気ストライプ付きのカードを発行する義務がなくなる。Mastercardは2029年までに、磁気ストライプ付きカードの新規発行を終了する見込みだ。ただし、米国とカナダで発行するプリペイドカードは例外となる。
磁気ストライプは1960年代に導入され、カードの裏側にラミネート加工された磁気テープに、利用者の銀行口座情報を暗号化して記録することが可能になった。Mastercardによると、生体認証カードを採用することで、セキュリティがさらに強化されるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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