Amazonは米国時間4月29日、2021会計年度第1四半期(3月31日締め)の決算を発表した。純利益は81億ドル(1株あたり16.09ドル)で、前年同期の25億ドル(1株あたり5.09ドル)から大きく増加した。純売上高も1085億ドルと、前年同期の755億ドルから44%増加した。Yahoo Financeによると、アナリストらの平均予測は、売上高が1040億ドル、1株あたり利益が9.54ドルだった。Amazonは、純売上高を1000億~1060億ドルと予測していた。
最近になってようやく緩和され始めたばかりの新型コロナウイルスによるロックダウン措置が追い風となって、素晴らしい業績をあげたハイテク企業は、Amazonだけではない。前日にはAppleとFacebookがそれぞれの決算報告で注目を集めた。ますます多くの人が、おむつや食料品などあらゆるものを宅配してもらうことに慣れてきたことで、Amazonは特にロックダウン措置の恩恵を受けた。
Amazonの北米事業の営業利益は、ほぼ3倍の34億5000万ドルにまで増加したが、最大の収益源はやはりクラウド事業のAmazon Web Services(AWS)で、その営業利益は41億6300万ドルだった。
第2四半期について、Amazonは売上高が1100億~1160億ドル、営業利益が45億~80億ドルになると予測している。毎年開催しているセール「Prime Day(プライムデー)」は、第2四半期中に開催する予定だという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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