イタンジは11月26日、引越しワンストップサービスの提供を目的に、サカイ引越センターと業務提携したと発表した。
イタンジによると、引越しには、行政機関や民間事業者に対して、氏名や新住所等の情報を個別に届け出る必要があり、人によって必要な手続きが異なるため、手続きの全体像を把握できず、手続き漏れが発生しやすい状況になっているという。
今回の提携では、イタンジが提供する「申込受付くん」と、サカイ引越センターが提供する引越しサービスが連携し、入居申込情報を共有することで、スムーズな引っ越しの実現を目指す。
具体的には、申込受付くんから入居申込をした入居希望者が、サカイ引越センターの引越しサービスとの連携を希望すれば、名前や旧住所、新住所、連絡先など入居申込情報と重複する内容を、サカイ引越センター側で再度入力する必要がなくなる。
申込受付くんは、イタンジが提供する「ITANDI BB(イタンジビービー)」シリーズの1つで、賃貸物件の入居申込に関わる手続きのデジタル化により、入居希望者が希望の物件に入居するまでの時間と手間の削減が期待できる、ウェブ申込受付システム。
入居希望者がウェブ上で入力した入居申込情報や、申込手続きの進捗を、賃貸管理会社、賃貸仲介会社、家賃債務保証会社、保険会社と連携することができる。
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