T-MobileとSprintがニューヨークで米国時間12月9日午前、合併の承認を得るべく法廷に向かった。この日の審理を皮切りに、合併に反対する一部の州司法長官が提訴した裁判が始まることになる。主導しているのは、ニューヨーク州司法長官のLetitia James氏とカリフォルニア州司法長官のXavier Becerra氏だ。
米連邦地裁のVictor Marrero判事が冒頭陳述を省略すると述べた後、最初に証言台に立ったのはSprintの最高マーケティング責任者(CMO)Roger Solé氏だ。
裁判の焦点は、T-Mobileが265億ドル(約2兆9000億円)でSprintを買収する計画を認めるべきかどうかだ。合併は2018年に発表され、2019年に入って米連邦通信委員会(FCC)と米司法省から承認を受けている。州司法長官らによる提訴は、T-MobileとSprintの合併を阻む最後のハードルだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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