ロシアの大手ネット企業Yandexは、小型の自走式ロボット「Yandex.Rover」による配達サービスの試験運用を開始した。
Yandex.Roverは、スーツケースほどのサイズで、人間が歩くとの同じくらいの速度で歩道を自律走行できる。デザインは、Amazon.comの「Amazon Scout」やStarship Technologiesの自走式ロボットとよく似ている。
走行中に歩行者や動物といった障害物を見つけると、方向転換したり停止したりして衝突を避ける。レーダーを備えており、暗い道でも移動できるという。
現在は、モスクワにあるYandexの本社敷地内で、小さな荷物を載せて移動する試験運用中。今後、Yandex.Roverを「Yandex.Eats」「Yandex.Lavka」といったYandexの各種サービスで配送に活用するほか、他社へも販売する考え。
Yandex.Roverの紹介ビデオ(出典:Yandex/YouTube)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス