ロシア最大の検索エンジンを構築し、モスクワに本拠を置く大手技術系企業Yandexが、さらにGoogleと同じ道を歩もうとしている。すでに音声アシスタントやスマートスピーカをリリースしている同社が、今度はスマートフォンをリリースしたのだ。
「Yandex.Phone」と名付けられたこのスマートフォンは、スペック面ではきわめて平凡なデバイスだ。プロセッサは「Snapdragon」の2017年モデルで、ハンズフリーで利用できる同社の人工知能(AI)アシスタント「Alice」をはじめ、Yandex版「Android」で動作する多数の自社開発アプリを搭載している。Aliceは音声コマンドに対応しており、各種の通知、交通情報、天気予報を伝えてくれる。
Yandex.Phoneの仕様は以下の通りだ:
Yandex.Phoneの価格は1万7990ルーブル(約3万500円)で、モスクワのYandex Storeで現地時間12月6日に発売される。7日からは、Yandexのオンラインストア、ロシアの通信事業者Beelineの店舗や、その他のロシアの家電販売店で発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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