敷き詰められた砂の上を鉄球が動いて美しい模様を描く、“枯山水マシーン”などと呼ばれるインテリアが話題だ。CNET Japanでも、テーブルとして使える家庭用の枯山水マシーン「Sisyphus」を以前取り上げた。ただし、Sisyphusは魅力的なものの、やや大きいうえ価格も高く導入しにくい。
そこで今回は、Sisyphusのメーカーが新たに開発した小型の低価格モデル「Sisyphus Mini」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Sisyphusは、テーブルの上部に砂が敷かれており、その下の磁石が砂に置かれた鉄球を動かすことで模様を描くデバイス。もともとは博物館や美術館に展示する直径3mもあるアート作品として作られていたものだが、家庭でもこの美しさを体験してもらえるようKickstarterのキャンペーンで一般向けに販売した。そして今回、Sisyphusより小さく安いSisyphus Miniを開発。
Sisyphus Miniは、直径が15インチ(約38cm)、高さが4インチ(約10cm)ほどの円形をしている。大きさが小さくなった以外のスペックはSisyphusと変わらず、スマートフォンのアプリから制御可能。Sisyphus用に提供されているパターンデータも、そのまま使える。
Miniとして、シンプルで安価な「Mini ES(Essential)」、中位モデルの「Mini EX(Executive)」、上位モデルの「Mini LE(Limited Edition)」という3機種を設定。Mini ESは、側面のカバーを廃し、上部のガラス板や照明をオプションにして価格を抑えた。Mini EXは、側面カバーで内部機構を隠すとともに、色や明るさ、照明パターンのコントロールが可能なLEDライトを搭載。さらに、Mini LEはデザイン性の高い側面カバーを採用し、鉄球2つを動かせるようにしている。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間6月14日2時までで、記事執筆時点(日本時間6月13日14時)で12時間後に終了する。ただし、目標金額5万ドル(約542万円)の19倍近い約93万ドル(約1億77万円)の資金を集めている。
Sisyphus Miniの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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