G Flexでの新機能
ユーザーインターフェースのちょっとした変更(カスタマイズ可能な一連の新規アイコンと、よりエレガントな天気ウィジェット)に加えて、この携帯には複数のアプリに同時かつ迅速にアクセスできるようにする3つのマルチタスク機能が搭載されている。「Slide Aside」と「QSlide」は、G2やG Padといった既存製品にも搭載されているものの、「Dual Window」は今回新たに追加された機能だ。この機能を使用するにはまず「BACK」キーを長押しする。するとアプリの並んだ小さなメニューが表示されるため、そこから「分割画面」上で実行したいアプリをそれぞれ画面の上部と下部に向かってドラッグするだけだ。
また、この携帯電話を手に取った際に、持ち方によってロック画面の視点が変わるという「Swing Lock Screen」も搭載されている。これは視差効果と似ており、G Flexを動かしたり、垂直方向に傾けた場合にのみ動作する。筆者が試した際には、その動きはあまり「スイングする」感じではなく、どちらかというと「途切れがち」であり、携帯電話を動かしてから画像が変化するまで少し時間がかかっているようであった。
さらに、同じ電話番号からの電話に出られないことが何度か続いた場合、LED通知ランプが点滅するという緊急電話通知機能も搭載されている。筆者が気付いたUI上のその他の新機能として、スクリーンショットを取得した際にステータスバーを自動的に除去する機能に加えて、ディスプレイの色の鮮明さを3つのスクリーンモード(StandardとVivid、Natural)から選択する機能がある。
そして左右に傾けることで、ホットキー群を左側に配置するか右側に配置するかを変更できる(片手で操作する際に重宝する)。また、動画を鑑賞している際に画面の明るさを調整したい場合、プレイヤーの上を指でスライドすることで直接操作できるようにもなっている。
最後は「QTheater」だ。これはロック画面から直接写真や動画、YouTubeにアクセスできる機能である。QTheaterは、携帯電話を横長の状態で持ち、2本の指を使って中央から左右に向かってスライドするだけで起動できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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