Jawboneの新型フィットネスバンド「UP24」レビュー - (page 5)

Brian Bennett (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2013年12月16日 07時45分

 UP24の設定は簡単きわまりなく、デバイスとiPhoneのリンク作業はすぐに終わった。アプリは、ユーザーの2つの主要なゴールである睡眠と歩数(紫とオレンジの上向きの矢印)について、進行状況をパーセンテージで分かりやすく表示してくれる。食べ物を記録したければ、それが右側にレイアウトされ、摂取カロリーの合計がすぐに分かる。

 ディスプレイを下に引き下げれば、睡眠、歩き、食事などのUPイベントのタイムラインである「最近の活動」が表示される。画面の下部にはニュースフィードが表示され、ほかのUpユーザーの友人(チーム)の状況を見ることができる。左にスワイプすれば、ゴール、ライフライン、傾向などの数多くの個人統計が現れる。ここでは、「アプリギャラリー」と呼ばれる、UPシステムに対応しているサードパーティーアプリのリストも見ることができる。

 ホーム画面の右に指をスライドさせれば、より詳細なUPバンドの設定項目が表示される。例えば、睡眠モード(UPのボタンを数秒長押ししてもよい)、仮眠、スマート睡眠アラーム、アイドルモードなどを設定できる。

 Jawboneは、1回の充電で7日間はバッテリが持つと主張している。筆者自身はまだ1週間UP24を使っていないが、確かにその約束は本当のように思える。実際、Fitbit ForceやBasis Bandなどのデバイスと戦える性能を持ち、複数日バッテリが持つフィットネス記録デバイスでなければ使う意味がないと筆者は考えている。

結論

 軽くて快適なデザイン、水や汗に強いコーティング、睡眠をマスターするのを助けてくれるさまざまな手段、そして言うまでもなく、活動を促す機能などを備えた149.99ドルのJawboneのUP24が、強力なフィットネスバンドの選択肢の1つであることは間違いない。このデバイス用の、極めて直感的で美しいデザインのコンパニオンアプリのおかげで、UP24が画面を持たないことにも妥協できそうに感じたほどだ。

 それでも、値段が安いFitbit Forceに、小さいが英数字が表示できるディスプレイがあり、基本的な統計情報を見られることを考えると、UP24に画面がないことには我慢ができない。それに加え、ひとりのAndroidユーザーとして、同社の高品質な最新アプリがiPhoneでしか使えないことに、筆者は嫉妬を感じた。従って、現時点では健康志向のiPhoneユーザーにはUP24をお勧めできるが、ほかの人に対してはFitbit Forceを勧めることにしたい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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