Crowley氏は29日、「われわれはもう、ほやほやの新興企業ではない」と述べたうえで「人々は、われわれがロケーションレイヤを目指しているということを理解しつつある。われわれは、成功するかどうかについて疑問視される苦しい、しかし興味深い時期にさしかかっている。Facebookもこのような時期を乗り越えた。今度はわれわれの番だ」と述べた。
Crowley氏は、Foursquareが所有する大量の位置データは、同社の最も大きな資産の1つだと述べた。Foursquareは、Facebookがソーシャルメディアのレイヤとしての役割を果たしているように、インターネットのための「ロケーションデータレイヤ」になりたいと考えている、と同氏は話した。Crowley氏は、VineやUberなど複数の企業がFoursquareのAPIを使用しているが、さらに多数の企業が同社のAPIの利用を進めるべきだと述べた。
Foursquareは、ユーザーが近所でブランチするのに良い場所など地域情報を見つけに行く場を目指している、とCrowley氏は述べた。さらに同氏は、Foursquareで自発的におすすめ情報を予測したり送信できるようにしていきたいという。つまり、ユーザーが電話を取り出して積極的に何かを探す代わりに、Foursquareが通知を送信して知らせることができる、あるいは、Foursquareは、ウェアラブルテクノロジや車内ナビ画面と統合し、尋ねる前でも情報を共有できるということだ。
「Foursquareから引き出せる価値がたくさんあるが、そのためには、ポケットから取り出し、Foursquareに尋ねる必要がある。われわれは現在、尋ねる前に人々が興味を持っている物事を予測できるような段階にいる」とCrowley氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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