自分では役に立つとは思っていないが、他の人から見ると役に立つスキルや経験を山のように持っている、ということがよくある。例えば、あなたはコンビニエンスストアのシフトマネージャーとしての職歴を、履歴書から外したいと考えるかもしれない。しかし、新入社員レベルの履歴書ばかりの山の中では、その種のリーダーシップを発揮する立場の経験は、あなたが雇われるべき理由を示すのに役立つ可能性がある。もちろん、やり過ぎはだめだ。地元でロックバンドのファンクラブ会長をやっていたことを書いても、職を手に入れることにはつながらないだろう。しかし、仕事で役立つ可能性がある(あるいは実際に使った)経験やスキルがあるのなら、おそらく履歴書に載せる価値はあるだろう。
面接が上手くなるには、一般に経験が必要だ。面接には、営業職の一番難しいところと、自分について語ることの両方が必要であり、多くの人はこれに不安を感じる。面接の仕方に対するヒントは数多くがあるが、上手な面接を学ぶ最善の方法は、多くの面接を経験することだ。誰かを相手に面接練習をすることは、何がうまくいって何がうまくいかないかを知るにはいい方法だ。求職市場で自分よりも経験を積んでいる人と練習できれば、特に効果的だろう。
新入社員レベルの開発者が雇ってもらうためには、とにかく目立つことだ。担当者が履歴書を読んでいるとき、知りたいことがなかなか分からなければ、さっさと山になっている次の履歴書に移ってしまうだろう。履歴書を送る前に、求人広告を注意深く読んで、書いてある指示には必ず従うようにし、求人で求められているスキルや経験を強調すること。
ソフトウェア開発業界は、厳しい業界だ。海外との競争や仕事を見つけようと四苦八苦しているより経験のある人たちもおり、仕事をすぐに見つけるのは難しいかもしれない。いいニュースは、ソフトウェア開発者の求人市場は、依然としてかなり堅調に見えるということだ。本当の問題は、雇い主が探しているスキルと、求職者が持っているスキルの間に食い違いがあるということだろう。雇用主に相手が求めているものを持っていることを見せられれば、それだけ早く求人市場に入っていけるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する