Kawasaki氏はMacがWindowsのシェアを食っていることをほのめかした。
「前回調べたときは、Microsoftが非常に大きな市場シェアを占めていると指摘している政府がまだ多く存在していた」(Ballmer氏)
「たとえば欧州連合(EU)のように」とKawasaki氏が口を挟んだ。
「ノーコメント」とBallmer氏は応酬した。
Kawasaki氏はさらに厳しい批評を続けた。
「まじめな話、『Vista』のどこがそんなにすごいのか」
Ballmer氏は、Vistaは世界で2番目に人気の高いOSだと述べた。Kawasaki氏はほとんどのユーザーには選択肢がなく、PCを買ったら付いてくると指摘した。するとBallmer氏は手を伸ばしてKawasaki氏の「MacBook Air」を封筒から取り出した。
このパソコンではVistaが動いているのかと、Ballmer氏は尋ねた。
Kawasaki氏は動いていないと答えた。それから2人はMacBook Airの利点をめぐって論争を交わした。
これほどまでに軽いマシンを欲しいとは思わないのかとKawasaki氏が尋ねると、Ballmer氏は自分の持っている東芝のノートPCの方が軽いと答えた。
「このマシンには機能の半分が欠落している」とBallmer氏が言った。「DVDドライブはどこについているのか」
2人はようやくVistaの話題に戻った。Ballmer氏は、ユーザーからいくつか否定的なコメントも出ているが、Vistaはコンシューマー市場で健闘していると述べた。
「ビジネス市場でも今後はさらに普及し始めるだろう」とBallmer氏は述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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