Safariユーザーにおすすめ--ブックマークをわかりやすく保存できるアプリ「Stache」

 Stacheは、ウェブサイトのブックマークをビジュアルに保存できるブックマークアプリだ。Safariで気に入ったサイトをブックマークしたことがあればご存じかもしれないが、ブックマーク一覧はテキストで表示されているため、サイトの名前を読んで目的のサイトを表示させる必要がある。つまり、表示させたいサイトに感覚的にジャンプしにくいのだ。しかし、Stacheでブックマークすると、サイトのスクリーンショットと一緒にURLが保存される。サイト一覧の写真から選択でき、見た目の感覚で見たいサイトにジャンプできるようになる。

  • ブックマークしたいサイトを表示して、画面中央下部にあるアイコンをタップすると、ブックマークが完了する

 Stacheの使い方は非常に簡単だ。保存したいページをStacheで表示してボタンをタップするだけ。内蔵ブラウザを閉じれば、サイトのスクリーンショットを使ったブックマークが完了しているのが分かる。サイトの指定は、URLを直接入力するかコピー&ペーストする必要があり、内蔵ブラウザでは、サイトを検索して表示することはできない。

 ただし、Safari用のブックマークレットが用意されているので、Safariにインストールしておくと便利だ。ちなみに、このブックマーレットをChromeブラウザにインストールしてみたところ、Safariと同様に動作した。StacheからジャンプするブラウザにChromeを選択している場合は、Chromeにもブックマークレットをインストールしておくといいだろう。

 ブックマークの数が増えると画面をスクロールして探す手間がかかるが、サイト名の一部でも覚えていれば検索機能を使って目的のサイトを見つけられる。ブックマークをタップすると設定画面で選択しているブラウザ(SafariまたはChrome)で、そのサイトが表示される。ブックマークを削除するときは、ブックマークを長押しすると表示されるメニューから「Delete」を選択すればいい。操作はとてもシンプルだ。また、ブックマークをSNSやメールで共有することも可能だ。

  • ブックマークの一覧。スクリーンショットがあるので、どのサイトをブックマークしたかが分かりやすい。画面上部の検索ボックスで、サイトを検索することもできる

  • 設定画面では、ブラウザの選択と同期の設定、および、ブックマークレットのインストールが可能だ

  • ブラウザは、SafariまたはChromeのいずれかのみを選択できる。ブックマークを開くときに選択できると良いのだが

  • サイトに対して実行できるアクションは、ブラウザで開く、リーディングリストに入れる、シェアするの3種類

  • シェア機能では、Twitter、Facebook、メール、メッセージでブックマークを共有できる

 Stacheには、Mac版(有料)があり、iCloudを介してiPhone版とMac版のブックマークを同期できる。サイトデザインも含めてブックマークできるという、ただ1点を求めている人にはStache以外に選択の余地はない。

>>Stacheのダウンロードはこちらから

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