シュナイダーエレクトリック、半導体サプライチェーンの脱炭素化を目指すCatalyzeプログラムにGoogle、ASM、HPが参加したことを発表

※本リリースは12月5日にUAE ドバイにて発表されたプレスリリースの抄訳です。

● プログラムの参画企業増加により、半導体業界全体で再生可能エネルギー活用が拡大する期待
● COP28気候変動枠組条約締約国会議の開催と同タイミングで発表

エネルギーマネージメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリック(リンク)は、本日、半導体のバリューチェーンとIT関連の供給網のランドスケープ全体で再生可能エネルギーの活用を加速することを目指したプログラム「Catalyze(カタライズ)(リンク)」に、Google、ASM、HPが新たなグローバルスポンサーとして加わったことを発表しました。

業界全体でサプライチェーンの炭素排出量に対処することを目的として、主要な半導体およびテクノロジー業界のリーダーが横断的に協力する初の試みであるCatalyzeは、インテルとアプライド マテリアルズをスポンサーとして、今年7月に立ち上げの発表(リンク)を行いました。今回さらに大規模なテクノロジー企業3社が創設のスポンサーとして加わったという発表は、ドバイで開催中のCOP28(リンク) 国連気候変動枠組条約締約国会議 と同じタイミングでのアナウンスとなりました。

Catalyze は、半導体業界の全エコシステムのサプライヤーが、そのバリューチェーンを再生可能エネルギー源に移行するために協力することを後押しするものです。 参加企業は脱炭素化への取り組みを誓約するとともに、コホートとしての購買力によって再生可能エネルギーを調達し、業界全体でのアクションをとることを目指しています。

バリューチェーン内のエネルギー転換は欠かすことができません。SEMI半導体気候関連コンソーシアム(リンク)による最近の調査では、2021年の半導体業界のCO2排出量は5億トンに相当し、そのうち16%がサプライチェーンから発生しています。サプライヤーを低炭素エネルギー源へ移行し、電化など他の脱炭素化に向けた活動をサポートすることで、業界のスコープ3排出量(リンク)全体に大きなインパクトをもたらすことができます。

シュナイダーエレクトリック 会長 Jean-Pascal Tricoireのコメント:
「Google、ASM、HP を Catalyze プログラムに迎えられることを嬉しく思います。 彼らの参加決定は、サプライチェーンの脱炭素化を加速するという大志を支えてくれるものです。スコープ 3 の排出量を追跡し管理することは非常に困難であることが証明されていますが、このCatalyzeプログラムにより、企業とそのサプライヤーはエネルギー転換と脱炭素化に取り組み、互いに協力することができます。」

Googleのエネルギー・気候担当シニアディレクター Michael Terrell氏のコメント:
「カーボンフリーな半導体製造への移行は、世界的な排出量削減にとって極めて重要であり、どの企業も単独で行うことはできません。私たちは Catalyze プログラムの創設スポンサーになれることに興奮しており、他のスポンサーやサプライヤーと協力して Google のサプライチェーンにおけるこの重要な分野全体でクリーンエネルギーの利用を拡大できることを楽しみにしています。」

HP のチーフサプライチェーンオフィサー Ernest Nicolas氏のコメント:
「地球には、気候変動の影響を軽減するための緊急かつ断固とした行動が必要です。 そのため、HP はお客様に革新的なテクノロジーを提供しながら、この 10 年間でエンドツーエンドのバリューチェーン排出量を半分に削減することに取り組んできました。私たちは、半導体とITサプライチェーンの脱炭素化に向けた業界の進歩を促進するために、Catalyzeプログラムのスポンサーとなれることを誇りに思います。」

ASM のサステナビリティ担当バイスプレジデント John Golightly氏のコメント:
「世界的な排出量削減には協力が不可欠であり、一企業や一業界だけですべてを実現することはできません。それこそが、このCatalyzeプログラムが非常に重要である理由であり、企業が団結して 1 足す 1 を 3 にできると考えます。このプログラムと同じことをわが社が単独でサプライヤーと行おうとしても、Catalyze プログラムの影響力と規模には決して敵いません。だからこそ、創設スポンサーとなれることを大変喜ばしく思っています。」

Catalyzeプログラムは、以下を目指します。
・ 半導体バリューチェーン全体のエネルギー購買力を統合し、再生可能エネルギープロジェクトの展開を加速
・ 単独では購買能力を持たないサプライヤーに、事業規模の電力購入契約 (PPA) の市場に参加する機会を提供
・ Catalyzeプログラムのスポンサー企業のサプライヤーとなるあらゆる企業が、IT供給網のランドスケープに参加できるよう支援
・ 半導体バリューチェーンが機能している特定地域において再生可能エネルギー活用に関する認知を広げ導入を拡大
・ 教育およびデジタル技術プラットフォームを通じ、サプライチェーンの脱炭素化に向けた測定可能なアクションを推進

Catalyzeプログラムについて、更に詳しくはWebページ(リンク)をご参考ください。

関連資料
・Schneider Electric Perspectives(リンク
・See Schneider Electric’s dedicated site on COP28(リンク) for more insights and commentary
・Press release: Ahead of COP28, Schneider Electric calls for greater action on decarbonization and inclusion(リンク
・Thought leadership: CEO Peter Herweck on why Companies must be climate fighters(リンク

Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャー、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
www.se.com/jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]