テスト管理ツール「TestRail 8.0.1」の日本語版をリリース

テストケースの承認機能、テストのパラメータ化機能を追加。添付ファイル管理を刷新。レポート機能も大幅に強化。

テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利孝、以下「テクマトリックス」)は、独国Gurock Software GmbH(本社:独国ノルトライン=ヴェストファーレン州レーヴァークーゼン、ゼネラルマネージャー:George Eggers、以下「Gurock社」)が開発したテスト管理ツール「TestRail 8.0.1」を2023年10月18日より販売を開始します。



「TestRail」は、世界で250,000人以上のユーザーが利用しているWebベースのテスト管理ツールです。テストケース、テスト結果、テストの進捗状況、不具合の検出状況など、テストに係わるさまざまな”管理すべき”ものをシンプルに、快適に、かつ効率的に管理できます。テストを実施するテスターはもちろんのこと、統計情報を分析し計画を立てるマネージャーにとっても、使い勝手の良いさまざまな機能を搭載しています。「TestRail」を利用することにより、すべての担当者がリアルタイムに最新のテスト進捗状況にアクセスして、テストケースの更新・分類・検索はもちろん、テスト結果のレポートや進捗分析を簡潔に行えます。さらに、RedmineやJIRAといった課題管理ツールや、UIテスト自動化ツールRanorexとの連携がサポートされており、開発やテストの効率アップを推進できます。

最新バージョンである「TestRail 8.0.1」では、テストケースの承認機能が追加され、個々のテストケースにステータスと承認者を設定できるようになりました。また、テストのパラメータ化機能により、ひとつのテストケースで、異なる仕様や仕向けのテストシナリオを作成できるようになりました。さらに、グラフやレポート機能が強化され、日付範囲を指定したグラフを描画したり、信頼度成長曲線レポートを作成したりできるようになりました。加えて、添付ファイル管理の刷新や、テストケースのバージョン間比較、Webhookなど、テスト管理の効率化をサポートする機能の追加も行われました。「TestRail 8.0.1」に追加された機能を利用することで、テスターとマネージャーのスムーズな連携を実現し、より快適なテスト管理環境が整います。

テクマトリックスは、TestRailの国内総販売代理店として、日本国内での販売、マーケティング、日本語化、ユーザーサポート、ソリューションサービスの提供などの活動を展開してまいります。

TestRail 8.0.1の新機能・改善点



■テストケースの承認機能を追加
個々のテストケースにステータスと承認者を設定できるようになりました。レビューや承認時にコメントを追加したり、TO DOからテストケースのアサインを確認したりすることも可能です。また、テストを実施するにはテストケースが承認されている必要があるため、実施するテストの妥当性や信頼性の向上が期待できます。
※本機能は、TestRail Enterpriseでご利用いただけます。

■変数のパラメータ化で、ひとつのテストシナリオで異なる仕様や仕向けのテストケースを作成可能に
変数に渡す値をパラメータとして管理できるようになりました。テスト実行前に使用するパラメータを指定することで、ひとつのテストケースで異なる仕様や仕向けのテストシナリオを作成でき、テストシナリオの作成作業を大幅に軽減できます。
※本機能は、TestRail Enterpriseでご利用いただけます。
[画像1: リンク ]

図1:変数に渡す値をパラメータ化

■グラフやレポート機能を強化
・レポートで3種類の信頼度成長曲線を出力可能に
「テスト実施時間と欠陥数」、「経過日数と⽋陥数」、「テスト数と⽋陥数」の3種類の信頼度成長曲線をレポートで出力できるようになりました。
※本レポートは、弊社が独自に実装したものです。クラウド版では、設定なしでご利用いただけます。オンプレミス版では、カスタムレポートを配置する必要があります。
[画像2: リンク ]

図2:信頼度成長曲線のレポート

・グラフのカスタマイズと操作性が向上
日付範囲を指定したグラフの描画や、グラフの種類やテーマカラーの変更ができるようになりました。また、グラフの画像ファイルのダウンロード機能やドリルダウン機能が追加されました。

■添付ファイルの管理を刷新
テストケースに添付されている画像ファイルやデータファイルを管理するダッシュボードが追加されました。これまでは、添付ファイルは、テストケースやテスト結果のGUIから参照する仕様でしたが、本バージョンから、管理ダッシュボードから添付ファイルを参照、削除、名前変更といった作業が行えるようになりました。また、テストケースやテスト結果のGUIに画像ファイルのサムネイルが表示され、視認性が向上しました。

■テストケースのバージョン間の比較機能を追加
複数回の変更が行われたテストケースについて、最新のものと過去に作成されたものを比較したり、過去に作成したものを復元したりできるようになりました。これまでは、変更履歴の参照はできましたが、本バージョンから、テストケースを左右に並べて、視覚的に手順や画像ファイルを比較することもできるようになりました。これにより、テストケースのアップデート作業が容易になります。
※本機能は、TestRail Enterpriseでご利用いただけます。
[画像3: リンク ]

図3:テストケースバージョン管理の画面イメージ

■Webhook機能を追加。リアルタイムな情報連携が可能に
Webhookの機能が追加されました。Webhook機能を利用することで、テストケースの作成や更新、テスト結果の登録などの操作を契機にして、リアルタイムにSlackやTeamsなどに通知できるようになりました。

■セキュリティ認証機能を強化
※本機能は、TestRail Enterpriseでご利用いただけます。
・シングルサインオン(SSO)機能の強化
OAuth 2.0とOpenID Connectをサポートしました。

・MFA(Multi-Factor Authentication)をサポート
多要素で認証するMulti-Factor Authentication(MFA)をサポートしました。Authy、Google Authenticator、Microsoft Authenticatorといったワンタイムパスワードアルゴリズムを使用するアプリを使った認証が可能です。

製品の詳細はWebページ リンク をご確認ください。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]