NEC、web3コミュニティイベント「web3時代におけるZ世代マーケティング」をNEC本社でリアル開催

~2023/9/15にファンマーケティングWGキックオフを実施、NEC Visionarya Week2023でも講演を実施予定~

NECは、2023年8月29日(火)に、web3コミュニティにおける「ファンマーケティングワーキンググループ(WG)」の募集に先駆けて、イベント「web3時代におけるZ世代マーケティング」(以下、本イベント)をNEC本社ビル(本社:東京都港区)にて開催しました。



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イベント「web3時代におけるZ世代マーケティング」について


本イベントは、2023年9月に発足するZ世代を対象としたマーケティングを共創する「ファンマーケティングワーキンググループ(WG)」の募集に先駆けて行われ、当日は約50社70名の方が参加されました。
講演では、DataGateway Pte. Ltd. CEO 向縄 嘉律哉 氏にご登壇いただき、「web3技術を活用した顧客エンゲージメント向上」のトークテーマでお話しいただきました。
トークセッションでは、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社 代表パートナー 西川 直樹 氏、Animoca Brands株式会社Chief Operating Officer 三塚 英毅 氏、株式会社HARTi 代表取締役社長 吉田 勇也 氏をお招きし、NEC プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 ディレクター 樋口 雄哉とともに「Z世代のファンマーケティングについて」のテーマについて話し合いました。

【イベント概要】
・イベントタイトル
 「web3時代におけるZ世代マーケティング」
・開催日
 2023年8月29日(火)
・開催場所
 NEC本社ビル(共創空間FIELD)
・当日のプログラム
 ・ゲストスピーカーによる講演
 ・ゲストスピーカーとNECによるトークセッション
 ・ファンマーケティングWG紹介
 ・参加企業による意見交換会(懇親会)

イベントの様子


■講演「web3技術を活用した顧客エンゲージメント向上」
 /DataGateway Pte. Ltd. CEO 向縄 嘉律哉 氏
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向縄氏は、真のデータ自己主権の実現をビジョンとして掲げる同社にて、デジタルウォレット「woollet」を展開。本サービスの開発・提供を通じて、自己主権型アイデンティティ(SSID:Self-Sovereign Identity)の実現を目指すと述べました。現状のID/データは、サービス提供企業のストレージ/データベースで管理されデータ利活用の主導権を握っているが、woolletによるSSID管理では個人がデータ利活用の主導権を握ることが可能になると説明。これに加えて、同社の特許取得済みの機能「プリサイスマーケティング」の活用により、近年の個人情報保護法強化のもとでも、データに基づく個人に合ったサービスの提供が可能となり、顧客エンゲージメント向上に寄与できると主張しました。またその際は、個人を一意に特定できる生体認証技術、特に、顔写真のVerifiable Credential(顔VC)の重要性を強調。個人が用途に応じて複数のアカウントやウォレットを所有する場合であっても所有者の顔VCを紐づけることで、1ユーザー1DID(Decentralized Identity)を実現。更にゼロ知識証明と組み合わせることで、個人を一意に特定し、情報の真実性を証明しつつも匿名、というプライバシーを保った状態でwoolletを通じてさまざまなサービスが利用可能となり、安全性と利便性の両立が実現できると述べました。

■トークセッション「Z世代のファンマーケティングについて」
 /TBSイノベーション・パートナーズ合同会社 代表パートナー 西川 直樹氏
  Animoca Brands株式会社Chief Operating Officer 三塚 英毅 氏
  株式会社HARTi 代表取締役社長 吉田 勇也 氏
NEC プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 ディレクター 樋口 雄哉
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NEC プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 ディレクター 樋口 雄哉は、Z世代をテーマとした背景について、2つの理由を説明。1つは、web3の活用方法について様々な企業の方々と意見交換する中で、各企業で共通して最も多く挙げられたテーマの1つであったため。これは、Z世代の特徴である趣味嗜好の分散と、web3のデータの分散という概念的な一致性が関係しているのではないかと考察。もう一つは、消費の中心がZ世代に移ると言われている中で、いかに当該世代にリーチするかが、前述の企業に共通する課題の1つであったためと述べました。

TBSイノベーション・パートナーズ合同会社代表パートナー 西川直樹氏は、自社で実施したZ世代調査に基づくZ世代の特徴やそれを踏まえた番組作りについて説明。趣味嗜好の分散や「推しが出るから観る」という行動様式に合わせて番組フォーマットを設計し、「みんな嗜好が違うが結果的にみんなが同じ番組を観る」という分散時代のマスアプローチの考え方を述べました。
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左:NEC プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 ディレクター 樋口 雄哉、右:TBSイノベーション・パートナーズ合同会社 代表パートナー 西川 直樹氏

Animoca Brands株式会社Chief Operating Officer 三塚英毅氏は、NFTを活用して個人の趣味嗜好を捉えていく方法をイベントの事例を踏まえながら説明。イベントは、複数企業が体験/商取引を提供しているため、データのマーケティング利用にあたっては、データ連携が必要で、コストを要することを指摘。これに対して、NFTを介して連携していくことのメリットを述べました。また、イベント会場でのアンケートなどによる情報提供を快くしてもらえるようにするためのNFTの活用事例も述べました。

株式会社HARTi代表取締役社長 吉田勇也氏は、多様性や個性が大事と言われて育ってきたZ世代は、単に世代として趣味嗜好の共通項を切り取れない難しさがあると、自身もZ世代という目線からコメント。その上で、Z世代に振り向いてもらうためには、推し活は避けて通れないと主張。また、従来のようにお金をかけてリーチを追うよりもアテンションの獲得、「いいね」の使い方が変わっていることを考慮したコミュニケーションの設計、そして、快く情報提供してもらえる対価と信頼の設計、など、自身の事業での経験を踏まえたインサイトを述べました。
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左:Animoca Brands株式会社 Chief Operating Officer 三塚 英毅 氏、右:株式会社HARTi 代表取締役社長 吉田 勇也 氏

web3コミュニティについて


NECは、本コミュニティにより、参画企業とともにデジタル上のデータプライバシーを保護しながらヒトや企業、企業と企業間のデータ利活用を推進し、安心・安全にデータを利活用できる社会を構築し、さまざまな社会課題を解決するサービスや事業を創出していきます。
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ファンマーケティングWGについて


ファンマーケティングWGは「web3コミュニティ」内に設けられ、参画企業とNECの知見や技術を組み合わせることで、さまざまなユースケースや新しいサービスの創出を目指します。
今回メンバーの募集を行った結果、17社が参加。9/15(金)にキックオフミーティングを実施しました。10月下旬を目標に、検討していくテーマの方向性とチーム組成を行う予定です。

  参加企業様一例
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NEC Visionary Week 2023にweb3が登場!お申込み受付中


本イベントで行われました講演、トークセッションの内容を、2023年9月20日(水)~22日(金)開催されるオンラインイベント「NEC Visionary Week 2023」にて、「web3時代におけるZ世代マーケティング」と題し、9月22日(金)配信を行いました。10月13日(金)までオンデマンド配信も行っていますので、ぜひ、以下URLよりお申込みください。
イベント名 :NEC Visionary Week 2023

講演タイトル:【S17】web3時代におけるZ世代マーケティング

配信期間  :ライブ配信後 ― 2023年10月13日(金)

お申込みはこちら
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以上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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