グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第157回 サーバー内部のネットワーク処理速度の分析(パート1)

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第157回 サーバー内部のネットワーク処理速度の分析(パート1)」を公開しました。

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はじめに
 今回からは、2022年に公開された論文「Understanding Host Interconnect Congestion」を紹介していきます。この論文では、サーバー内部のネットワーク処理速度の分析を行っており、ネットワーク機器の性能が向上する中で、サーバー内部における、NIC(ネットワークインターフェースカード)とメモリー間のデータ転送が新たなボトルネックとなる可能性を指摘しています。

サーバー内部でのパケットドロップの発生
 サーバー間のネットワーク通信では、サーバーのメモリー上のデータは、NICを介してネットワークに送出された後、複数のネットワークスイッチを経由して通信先のサーバーに到着し、サーバーのメモリーに書き込まれます。この時の通信速度は、サーバー間にあるネットワーク機器の性能によって決まるものであり、ネットワーク機器の性能向上によりサーバー間のネットワーク通信速度が向上するというのが一般的な考え方です。

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