NRIセキュア、企業向け「AIセキュリティ統制支援サービス」の提供を開始

AI活用におけるセキュリティ・倫理・法規制対応等の統制を包括支援

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下「NRIセキュア」)は、企業・組織が生成系AIを含む人工知能(AI)を適切に活用できるよう支援する、「AIセキュリティ統制支援サービス(以下「本サービス」)」の提供を、本日開始します。

本サービスでは、企業がAI技術を用いて事業や経営の変革を推進するにあたり、AI技術のセキュリティ、倫理、社会的影響、プライバシー・個人情報保護等に関する法規制対応といった課題解決やリスク管理を支援していきます。

■本サービスの概要と特長
NRIセキュアはこれまで、AI分野における研究開発に取り組んできました。本サービスは、その研究開発で得た知見を活かして、AI、データサイエンス、サイバーセキュリティの各分野に精通したNRIセキュアのコンサルタントとエンジニアにより、主に2つのメニューで提供されます。

1.AIを安全に利用する「Security for AI」支援
AI技術のセキュリティ対策の実装支援や、AI利用における規程整備、セキュリティ上のリスクに関する論点整理と評価等を行い、各種AIの安全な利用を提案します。米国のNIST(米国立標準技術研究所)[i]による「AIリスクマネジメントフレームワーク(AI RMF)」や欧州連合(EU)における「AI規制法案(EU AI Act)」をはじめとした、AIを取り巻くグローバルの最新技術や規制動向を踏まえて、経営層やビジネスリーダーが考慮すべき、AI活用における課題対応やリスク管理を包括的に支援します。

2.AIを活用してセキュリティを高度化する「AI for Security」支援
セキュリティの向上に向けて、不正取引ログ検知やマルウェア検出、認証および脆弱性診断の高度化等を進めるための各種AIの利活用方法について、アドバイザリ支援を実施します。

図1:2つの支援メニューと各AIに対するコンサルティング例

また、これら2つのメニューに共通して、AI技術のセキュリティ、倫理、社会的影響、プライバシー・個人情報保護等に関する法規制対応といった課題対応やリスク管理についても、コンサルティングを行います。なお、本サービスが対象とするAIは、生成系AIだけでなく、識別系、予測系、会話系、実行系等の各種AIです(図2)。

図2:各種AIとその活用例

NRIセキュアは今後も、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援するさまざまな製品・サービスを提供し、グローバルな規模で安全・安心な情報システム環境と社会の実現に貢献していきます。また、進化し続けるAI領域を自らリードできる先端人材の育成にも継続的に取り組んでまいります。


ニュースに関するお問い合わせ
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 広報担当
E-mail:info@nri-secure.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

図1:2つの支援メニューと各AIに対するコンサルティング例

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

[i] NIST(米国立標準技術研究所):NISTとは、National Institute of Standards and Technologyの略称で、日本語では米国立標準技術研究所と呼ばれる政府機関のことです。アメリカ商務省に属し、科学技術分野における計測と標準に関する研究が行われています。

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