60歳以上のユーザーの約4割『オーディオブック利用が増加』。デジタル慣れするスマートシニアが拡大傾向。<オーディオブック白書2022~シニア利用調査~>

日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数(※1)を配信する「audiobook.jp」を運営する株式会社オトバンク( 本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也、以下当社)は、当社が運営する会員数が200万人を突破した日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」のシニアユーザー(※2)を対象としたオーディオブック利用に関する調査結果を発表します。

また、当社は2022年6月9日に、関西福祉科学大学との共同研究によりオーディオブックと運動のデュアルタスクに、認知症予防トレーニングと同等の脳血流活性作用を新たに発見(※3)したことを発表しました。健康面からの新たな価値の発見とともに人生100年時代に役立つツールとして、全世代に積極的に活用していただけるよう、「オーディオブックが当たり前にある社会」「誰もが読書を楽しめる社会」の実現を目指して様々な取り組みを進めて参ります。



※1:日本マーケティングリサーチ機構2021年11月調べ。日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査
※2:「シニアユーザー」の対象範囲は、本アンケート上では60歳以上とする
※3:2022年6月9日リリース(リンク
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・調査内容:「オーディオブックの利用傾向」
・実施時期:2022年4月21日~5月9日
・調査対象:「audiobook.jp」を利用する20歳以上の男女940名
そのうち有効回答数は60歳以上の129名
・調査手法:インターネットを利用したアンケート調査

<調査の背景>
年々、「audiobook.jp」の会員数も増えているなかでオーディオブックの利用が、年齢や世代を越えて広がりを見せています。学びのツールとしてデジタル活用やスマートフォンに慣れたビジネスパーソンの利用が拡大していましたが、シニアユーザーの利用も増えてきていることから本調査を実施。本アンケートには80代のユーザーからの回答もあり、オーディオブックを日々の生活に取り入れている方の声を一部ご紹介いたします。

<調査結果概要>
1、オーディオブックを利用するシニアユーザー(60歳以上)の7割が働くシニア

2、昨年と比べて利用時間が増えていると感じているシニアユーザーは4割。1週間のうちオーディオブックを聴く時間は平均10時間

3、シニアユーザーの6割は、「ほとんど毎日(43%)」「週4~5日(20%)」と聴く頻度も高く、日々の生活にオーディオブックをとりいれている

4、シニアユーザー、7割は「スマートフォン」を使って聴いていると回答。デジタルやITの活用に前向きなスマートシニアが多い

<調査結果詳細>


1、オーディオブックを利用するシニアユーザー(60歳以上)の7割が働くシニア

60歳以上のユーザーの職業を調査したところ、7割(会社員、自営業、パート)が仕事をしている働くシニアでした。

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2、昨年と比べて利用時間が増えていると感じているシニアユーザーは4割。1週間のうちオーディオブックを聴く時間は平均10時間

オーディオブックの利用時間は昨年と比べて増えているかを調査したところ、約4割(38%)のユーザーが聴く時間が「増えた」と回答しました。シニアのスマートフォン利用慣れや、コロナ禍での在宅時間が増えたことによる時間の有効活用として使われている傾向です。

1週間のうちオーディオブックを聴いている時間は平均10時間であることもわかり、最高は1週間で60時間聴いているユーザーもいました。
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3、シニアユーザーの6割は、「ほとんど毎日(43%)」「週4~5日(20%)」と聴く頻度も高く、日々の生活にオーディオブックをとりいれている

シニアユーザーの6割が「ほとんど毎日」「週4~5日」聴いていると回答があり、オーディオブックを聴くことが「習慣化」されていることが伺えます。

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4、シニアユーザーの7割は「スマートフォン」を使用して聴いていると回答。デジタルやITの活用に前向きなスマートシニアが多い

オーディオブックを利用するシニアユーザーにデジタルやITの活用について調査したところ、「苦手意識がない」「あまり苦手意識がない」と回答したのは6割となりました。

次いでオーディオブックを聴くデバイス1位は「スマートフォン」が7割と圧倒的に多く、2位は「タブレット(2割)」と、シニアユーザー間でのデジタルの活用が進んでいます。デジタルやITの知識を身につけた方は「自身でインターネットを使って情報収集」「参考書で調べる」「家族や友人に教えてもらう」などの声がありました。
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シニアユーザーが選ぶ!「一生に一度は読みたい本」

1位 『謹訳 源氏物語 第一巻』

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・著者: 林望
・出版社:祥伝社
・ナレーター:林望
・配信URL:リンク
・販売開始日:2015/7/14
・作品紹介: 古典学者であり、作家である林望氏の大作。全編 著者本人による、朗読音声です。原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、「名訳」を超えた完全現代語訳が誕生しました。第一巻は、
「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」を収録しています。

~読みたい本の上位作品~
・『戦争と平和』(著者:ルストイ、藤沼貴/訳、岩波書店刊)
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・『超訳 論語』(著者:安冨歩、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)
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・『三国志 第1話「桃園の誓い」総集編』(著者:吉川英治)
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<よく聴くオーディオブックのジャンルは?>
1位 自己啓発
   文芸・落語
2位 教養
3位 ビジネス

シニアユーザーは「自己啓発」「文芸・落語」をよく聴いていることがわかりました。オーディオブックユーザー全体としては学びのツールとして主に「ビジネス」ジャンルの本を通勤や移動時間に聴かれている傾向ですが、シニアユーザーは名作文学や長編小説など、物語の世界を楽しむユーザーが多いようです。トレンドを知るために教養本で知識をインプットすることにオーディオブックを活用しているユーザーもいました。


シニア向け特設ページ公開

人生100年時代の新しい趣味・習慣の提案として、シニアがオーディオブックを聴くメリットをわかりやすくまとめた特設ページを公開しました。日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数をほこる「audiobook.jp」であれば、お気に入りの1冊を見つけることができます。

特設ページ:リンク

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ユーザーボイス(アンケートより一部抜粋)

<オーディオブックを利用しての生活の変化>
・移動時間、睡眠前に聞けるので時間の効率がよくなった(80代:男性)
・今まではデジタル本を使って読んでいましたが、オーディオブックで目が楽になりました(60代:女性)
・外国に住んでいるのに日本に近いという気がします(60代:女性)
・ウォーキングの時間を有効に使えるようになった。読書量が増えるとより楽しくなった(60代:男性)
・本を見ながら2倍速で聞くと脳が老けない気がします(70代:男性)

<目の不自由な83歳の日常に欠かせないオーディオブック。3年半で聴いた作品は374冊>

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本に関わるボランティア活動をしていたくらい読書が好きでしたが緑内障の影響で目が見えず、本を読むことができなくなってしまいました。そのときに娘からおすすめされたオーディオブックを聴くことが毎日の楽しみで、日常生活に欠かせない存在になっています。タブレットは平面ですが、目印をつけて工夫したら、目が見えなくも操作ができるようになり、あちこちにタブレットを持っていって本を聴いています。


■オーディオブックとは

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オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。


■audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)

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株式会社オトバンクが運営する、日本最大級のオーディオブック配信サービスです。
2007年より配信を開始した「FeBe」からリニューアルし、2018年3月よりサービスを開始。オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指します。 2021年に累計会員数が200万人を突破。 リンク

【サービス概要】
・サービス名称:「audiobook.jp」
・サイトURL:リンク
・App Storeページ:リンク
・Google Playページ:リンク

■料金体系
・聴き放題プラン
月額880円(税込)で対象作品が聴き放題のオーディオブックプランです。ビジネス書を中心に、小説、ラジオドラマ、ニュース、落語など幅広いジャンルの音声コンテンツを配信しています。初回2週間(14日間)は、無料でお試しも可能です。
詳細URL:リンク

・チケットプラン
月々定額で対象作品中の好きなオーディオブック作品と交換できるチケットプランです。聴く作品数よりも、好きな作品をじっくり聴けるのを重視な方におすすめです。
詳細URL:リンク
※2022年4月21日リリース(リンク

・個別購入
作品ごとの購入が可能。(※単行本書籍とおよそ同価格帯(1,200円~1,500円)での配信が中心。)

■株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也)

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音声コンテンツを中心とした事業を展開し、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」の達成を目指している、日本最大級の配信数を誇るオーディオブックカンパニーです。500社以上の出版社様と提携し、主な事業として、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」でのオーディオブック販売をはじめ、オンラインブックガイド「新刊JP」(リンク)を中心とした書籍プロモーション事業も行っています。リンク


【取材・お問い合わせ】
株式会社オトバンク 窓口
取材や本件に関するお問い合わせはこちらまで
pr@otobank.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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