ポストVDIとして、セキュリティ/利便性/高生産性を可能にするセキュアFATソリューション「ZENMU Virtual Drive」

2021年12月21日より提供開始

秘密分散技術により情報の安全を実現する株式会社ZenmuTech(以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO 田口善一、東京都中央区)は、2021年12月21日より、セキュリティ、利便性、高生産性を可能にするセキュアFATソリューションとして、「ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition(以下、ZEE)の提供を開始いたします。



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クラウド利用によるインフラ基盤の刷新や働き方の変革が加速する中、情報セキュリティ対策として普及してきたVDI(Virtual Desktop Infrastructure)とRDP (Remote Desktop Protocol)の課題であるネットワーク集中によるパフォーマンス低下や導入・運用コストの負荷を解消する選択肢として、通常のPC(FAT-PC)をセキュアに利用するセキュアFATの導入が進んでいます。

セキュアFATを実現するソリューションとして、PC内のユーザーデータを独自の秘密分散技術により無意味化し、PC内とクラウド上に分散保管するのがZEEです。
PCのリソースを最大限利用するためネットワーク環境の影響を受けず、移動時や出張時などをはじめオフラインでの利用も可能です。 また、盗難や紛失に気付いた時点で、本人や管理者がクラウド上の分散ファイルへのアクセスを停止することで、ユーザーデータを物理的に復元する事が出来なくなるため、PCからの情報漏えいリスクを低減します。
「PC内にはデータを残さない」というセキュリティポリシーを継承しつつ、オンライン状態では勿論、オフライン状態でも安全・快適に利用可能です。

ZenmuTechは、これまで、セキュアFATソリューションとして、「ZENMU Virtual Desktop(以下、ZVD)」を提供してまいりましたが、企業での利用を進める上で、管理の容易性や運用の利便性、障害時の耐久性の向上などお客様の様々な声を反映し、VDIからの移行をはじめ次世代のクライアントソリューションをご検討の企業様向けに、ZEEを提供することとなりました。


ZenmuTechは、これからも、データの無意味化で情報漏えいリスクをゼロにし従来の暗号化技術では実現できなかった高セキュアなソリューションを実現する「秘密分散技術」と無意味化したままでのデータ処理を可能にする「秘匿計算技術」により、グローバル環境への進展を見据えた上で、革新的な技術力とオープンイノベーションによる創造力により 「情報の安全を当たり前と感じる世界」の実現に向け、広く社会に貢献します。


■ ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition 1.0概要
・ 提供開始日
  2021年12月21日
・ 提供価格
  月額1,800円(税抜き)
  *ご契約期間は1年単位となります
・ クライアントアプリケーション動作環境
  Windows 10 64bit版(バージョン 20H2以降)
・ ZENMUクラウドサービス 
  AWS上でユーザー管理と分散ファイルの管理

製品概要  リンク


(添付資料)

■ ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition 1.0 機能概要

【ユーザー機能】
1. 仮想ドライブの秘密分散
独自の秘密分散技術ZENMU-AONTを利用して、PC内に作成した仮想ドライブ内のデータを無意味化し、PC内とクラウド上に分散して保管。クラウド上の分散ファイルに接続すると仮想ドライブ内のデータが利用可能に。
仮想ドライブのサイズは、500MB~100GBまで、任意の大きさに指定可能。サイズによらず、クラウド上の分散ファイルは1KBのみ。

2. オフラインモード
登録したオフラインストレージで、クラウドに接続していない場合でも仮想ドライブのデータが利用可能。
オフラインストレージは、USB メモリー、iPhone USB、Android BT(Bluetooth)、iPhone Bluetooth Low Energy(iPhone BLE)、更にWindows共有フォルダーの設定が可能。

3. 仮想ドライブのロールバック
予期せぬ障害などでPC内とクラウド/オフラインストレージ上の分散ファイルの整合性が合わなかった場合、最後にロールバックデータを保存した時点まで戻る機能。
設定した時間ごともしくは任意の時点でロールバックデータの保存を実行することで、PC内とクラウド/オフラインストレージ上に、それぞれ分散ファイルを保存。

4. フルバックアップ/復元
クラウド接続時のみ利用可能で、フルバックアップ実行時点で、PC内とクラウド上の分散ファイルのコピーをそれぞれ作成して保存。その後の利用で、予期せぬPCの障害などで分散ファイルの整合性が合わなかった場合、フルバックアップの時点まで戻る機能。
設定によりPC内の分散ファイルのコピーをPC内ではなくWindows共有フォルダーに作成可能。

5. 仮想ドライブ作成の徹底
ZEEをインストールしたPCで仮想ドライブを未作成の場合、ログイン後に自動で作成ウィザードを表示。
作成しないとデスクトップが起動しないため、仮想ドライブの利用が義務付け可能に。

6. 複数PCの利用
1ユーザー(メールアドレス)で複数のPCに仮想ドライブを作成することが可能に。PCの引継ぎや、用途別の複数PC所有に対応。
(*ライセンスは、仮想ドライブごとに必要)


【ZENMUクラウドサービス】
1. ユーザー認証
事前に登録されたユーザーがログインすることにより、ZEE 及び ZENMU クラウドサービスの利用が可能。
認証は、ID(メールアドレス)/Password認証もしくはAzure AD認証。

2. 仮想ドライブのロック/解除
万一のPCの盗難や紛失時、クラウドサービスからPCのロックを行うことが可能。
PCがロックを検知した段階で仮想ドライブが自動で強制的に終了し、Windows がログオフ。以降は、PC にログイン後、仮想ドライブを利用しようとしても直ぐにWindowsログイン画面に戻る。
PCが発見されて手元に戻った際は、クラウドサービスでロックの解除を行えば、PCが解除を検知後直ぐに仮想ドライブの利用が可能。

3. ユーザーの管理機能、利用状況の把握
企業の管理者は、ZEEを利用するユーザーの登録・削除、仮想ドライブのロック・ロックの解除、さらに、登録したユーザーごとの利用状況を把握することが可能。また、全ユーザー利用状態の履歴を一括ダウンロードすることが可能。
ログのフォーマットを標準化し、統合ログ管理との親和性を向上。

4. 設定ファイル(XMLファイル)の一括配布
設定XMLファイルが、クラウドサービス上から配布可能に。グループごとや指定ユーザーごとに配布可能で、ユーザーがクラウドサービスにアクセス時点で、自動的に適用。スクリプト等で配布するなどの手間が不要に。

5. 外部プログラム連携
ユーザー登録、管理、仮想ドライブのロック、ログ取得など、ZEEの管理機能を利用するWebAPI(restAPI)を提供。
WebAPIに対応した外部のソフトから全体を設定/運用することが可能に。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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