歩行者自律航法(PDR)の実用化・事業化へ。 GPS・WiFi・ビーコン等外部信号非依存型測位手法。 大手SI企業との連携で、大規模化・リアルタイム計測が実現。

サイトセンシング株式会社 2019年10月08日 15時00分
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計測関連事業を手掛けるサイトセンシング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林隆)は、これまでの歩行者自律航法(PDR)技術【※】を飛躍的に高めると同時に、株式会社NSD(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:今城 義和、東証1部 9759)の連結子会社である株式会社NSD先端技術研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:黄川田 英隆)と事業提携し、PDRplusシステムの大規模化を実現しました。工場・倉庫・地下施設等の作業員の位置情報を見える化し、最大で1000人分の動きをリアルタイムで計測可能なトータルソリューションサービス「Tracking Navi(トラッキング ナビ)」として、株式会社NSD先端技術研究所から市場デビューしました。
 これまでPDRは、GPS環境外での測位を可能にする技術として取り沙汰されて来たものの、機器装着を前提としているため、機器のサイズが大きい、重い、連続稼働時間が短い、といった課題のため本格的な普及には至りませんでした。「Tracking Navi」ではこの点に着目、装着機器としてAndroid系スマートフォンを使い、誰でも何処でも安価に即実施可能な環境を創出しました。2019年9月~10月に掛けて運輸倉庫及び機器の製造工場にて、作業員の方々を計測対象とした大規模なPoCを実施し高い評価を得、11月以降「Tracking Navi」は本格導入の運びとなっています。

 用語解説【※】 歩行者自律航法(PDR):複数の自律動作するセンサ(e.g. 加速度・ジャイロ・磁気・気圧)からのデータに基き、ある基準点からの相対的な測位を実現する技術。加速度→速度→位置への変換、つまり加速度からパターン計測に基き速度を推定し、その速度を時間積分し基準点からの相対位置を演算によって求めます。GPS・WiFiといった外部信号に依存せず、屋内外シームレスな測位が可能となることが特長となっています。但し、積分ベースの推定処理の結果、徐々に計測誤差が蓄積されるため外部補正手段が必要となります。当社の場合、BLEビーコンを少量配置しています。(目安として、直線的な通路であれば50m毎に1個配置しています。)

 【会社概要】
会社名:サイトセンシング株式会社
代表者:代表取締役社長 平林 隆
所在地:東京都千代田区内神田1-15-6 和光ビル3A
TEL:03-5577-3375
URL:リンク
E-Mail:info@site-sensing.com
事業内容:ソフトウエア開発

【本件に関するお問い合わせ】
会社名:株式会社NSD先端技術研究所
企画部 Tracking Navi担当
TEL:03-3257-1120
E-Mail:ml-contact@natric.co.jp








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