パラレルファイルシステムベースのスケールアウト型NASシステムQuobyte社と国内初のパートナー契約を締結

コアマイクロシステムズ株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:高橋晶三、以下コアマイクロシステムズ)は、2018年5月10日に、パラレルファイルシステムを実装したスケールアウト型NASシステムSDS OSで知られる、ドイツ発祥の米国企業Quobyte社との間で、日本国内において初となるパートナー契約を締結し、リニアに性能/容量をスケールアウトすることが可能なNASストレージ製品を日本国内で販売します。
コアマイクロシステムは、NVMeをベースにしたアプライアンスを積極的に展開し圧倒的な性能を持った製品で、AI/ビッグデータ/HPC/、M&E、データセンタでのニーズに幅広く応えることを目指します。

■ Quobyteについて

Quobyte社CTOのFelix Hupfeld氏とCEOのBjörn Kolbeck氏が、Googleで分散ファイルシステム「XtreemFS」の開発に携わっていた時に、セルフマネージ、高信頼性、スケーラブルを一つにまとめた、現在のQuobyte製品の基礎となるアイデアに辿り着きました。その後2013年にQuobyte社を設立し、一から製品を作り上げ、機能を大幅に加えて現在の製品に至ります。現在では、爆発的に肥大化するストレージ容量を支えるだけでなく、高い信頼性と柔軟性、さらに性能および容量の両面で拡張性をもったストレージ基盤を提供しています。

Quobyteは従来型のオールフラッシュ、NAS、オブジェクトストレージ、SANストレージなどの各種ストレージが個別に持っていた役割を一つのプラットフォームをまとめてサービスするものであり、標準的なLinuxサーバを複数用意するだけで、障害に強く高い性能と豊富なストレージ関連サービスを提供するプラットフォームを容易に提供することができます。使われるサーバは異機種混在が可能であり、増設時には最新のモデルを追加することも可能です。

サーバにLinuxがインストールされていれば15分程度で簡単に動作させることができる容易なインストールにより、100ノードに達するような規模の構成も少人数で短時間で稼働させることが可能です。

Quobyteサーバとクライアントとの通信は高速に行われ、多数のクライアントからそれぞれ異なるファイルシステムによるアクセスが発生しても、ボトルネックを感じることなくスムーズに行われます。

また耐障害性が強く、Quobyteのサーバノードが障害により複数台ダウンしても、システム全体の性能を維持したままサービスを継続し、障害機器の修復作業を行うことが可能です。

データの安全性とディスクスペースの利用効率を高めるためにイレージャーコーディングやリプリケーションなど様々な技術が取り入れられ、かつ複数クライアントからのアクセスを高速処理するためのメカニズムが装備された、次世代のストレージシステムであるということができます。

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