1.概要
箕面市では、災害に備え平成31年度から乳児用液体ミルクを備蓄するための当初予算案を、2月議会に提案します。国産の乳児用液体ミルクを備蓄する自治体は、西日本では本市が初めて、全国では3例目です。
乳児用液体ミルクは、常温で約6か月保存できます。粉ミルクのようにお湯で溶かして冷ます必要がないため、災害発生直後のお湯が十分に準備できない状況でも、すぐに乳児に飲ませることが可能です。
2.乳児用液体ミルクの備蓄
(1) これまでの経緯
乳児用液体ミルクは、欧米などでは一般販売されていますが、日本では長年販売が認められていませんでした。しかし、2016年の熊本地震の際に、フィンランドから救援物資として被災地に届けられたことを契機に関心が高まり、2018年8月の制度改正により日本でも製造及び販売が可能となりました。これを受け、江崎グリコ株式会社が今春より国内販売を開始する予定です。
(2) 今後の活用策
公立保育所に、常時600個の乳児用液体ミルクを備蓄できるよう、ローリングストック(※)の手法を活用して普段から使用しながら必要数を確保していきます。災害発生時は、避難所等で使用します。
※買い置きしている備蓄用の食料を普段から使用し、使ったらその分を買い足すこと
3.予算額
消耗品費
液体ミルク(125ミリリットル約600個分) 127千円
問い合わせ先
総務部 市民安全政策室
担当:岡田
電話:072-724-6750(直通)
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