外国人介護従事者向け日本語学習アプリ「おのまとコ」の提供開始 ~介護のオノマトペ(擬音語・擬態語)の学習アプリ~

アカデミアシステムズ株式会社 2019年01月16日 12時00分
From valuepress

東京福祉大学 神村初美研究室(東京都豊島区東池袋)とアカデミアシステムズ株式会社 (本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:鈴木 元、以下アカデミアシステムズ)は、外国人介護従事者向けに日本語のオノマトペ(擬音語・擬態語)学習用アプリ「おのまとコ」を開発し、2019年1月16日から利用を希望する教育機関向けに提供開始します。

【「おのまとコ」開発の背景】

外国人介護従事者の増加が見込まれる中、介護のための日本語教育が大きな課題になっています。特に介護の現場では、痛みの表現や様子を把握する際に、様々なオノマトペ(擬音語・擬態語)が用いられます。痛みやその様子を、すぐに伝えたり理解したりできるからです。しかし日本語特有の音と意味とのつながりに基づくことばであるため外国人にはとっては習得が難しいとされ、これまでに効果的な学習ツールもほとんど見られませんでした。


今般、東京福祉大学神村初美准教授をリーダとするグループ(神村初美(東京福祉大学)、西郡仁朗(首都大学東京)、小平めぐみ(国際医療福祉大学院))では、外国人介護従事者が 効率的・効果的に、介護のオノマトペを習得することを目指し、オノマトペ学習用スマートフォン・アプリ「おのまとコ」を企画・開発しました。

スマートフォン・アプリ「おのまとコ」は、アカデミアシステムズのコンピュータ(AIを用いたChatBot)と、ロールプレイ形式の対話練習ができる日本語学習アプリプラットフォームを基にして開発し、ビデオによる会話モデルの学習、オノマトペを使った会話モデルに対する、読む、書く、聞く、話すの練習を通じることによって、効率的にオノマトペの習得をすすめられます。


【「おのまとコ」の特長】

ビデオによるオノマトペの会話モデルの学習

今回企画開発した学習用アプリでは、痛みの表現に関連したオンマトペを対象として、会話モデルの事例、音感のイメージ、使い方の事例をビデオで解説します。学習者はビデオにより、オノマトペが使われる会話場面を理解して、使い方や言葉のイメージを学習することができます。


コンピュータ(AIを用いたChatBot)との対話練習

介護のオノマトペを使った会話モデルで、コンピュータが学習者との対話練習の相手役をして、ロールプレイ形式で学習します。対話の際の間違い部分を指摘し、正解度を分かりやすく%で定量表示して、学習の手助けをします。

会話モデルで使う語彙や、基本文法表現について、繰り返し練習する際にも、コンピュータが間違い部分を指摘し、正解度を%で定量表示します。


【「おのまとコ」の提供】

今回開発したオノマトペ学習用スマートフォン・アプリ「おのまとコ」を、全国の介護施設および教育機関向けに無料で提供開始します。利用希望者は下記にご連絡ください。


申込方法  : 下記にメールでご連絡ください

連絡先        : support@akademia.co.jp


■東京福祉大学 神村初美研究室 概要

代表者   : 神村初美(東京福祉大学教育学部 准教授)

所在地   : 〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-22-1高村ビル3階

池袋キャンパス 7号館 1074研究室

研究内容  : 介護のオノマトペ、介護の日本語教育、協働学習、教師育成


■会社概要

商号     : アカデミアシステムズ株式会社

代表者   : 代表取締役 鈴木 元

所在地   : 〒680-0053 鳥取県鳥取市寺町50番地 NTT寺町ビル

設立    : 2004年4月

事業内容 : ソフトウェア開発、インターネット教育システム開発、アプリ開発

資本金   : 2800万円

URL      : リンク
[資料: リンク ]




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