Doctor Webによる報告:オンラインスキャマーにより24,000ドルを超える被害、被害者数は10,000人超え

Doctor Webのアナリストは、仮想通貨を狙ったサイバー犯罪者の活動について調査を行いました。 Investimerとして知られる攻撃者は違法な収益を得るために幅広い種類のマルウェアや多岐にわたる手法を使用しています。

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Investimer、HyipblockあるいはMmpowerと呼ばれているオンラインスキャマーは、現在アンダーグラウンドマーケットで広く流通しているスティーラーであるEredel、 AZORult、 Kpot、 Kratos、 N0F1L3、 ACRUX、 Predator The Thief、 Arkei、 Ponyなどの幅広い種類の商用トロイの木馬を使用しています。また、 TeamViewerを利用した Spy-Agent バックドア、 VNCプロトコル経由でコンピューターにアクセスする DarkVNC および HVNC バックドア、 RMSベースのバックドアも使用しているほか、 Smoke Loaderを広く利用し、以前はクリップボードの内容を変更するクリッパーを備えたマイニング型トロイの木馬と Loader by Danij を使用していました。 Investimerは管理サーバーをjino.ru、 marosnet.ru、 hostlife.netなどのWebサイトに設置しています。それらの多くは Cloudflare によって保護され、実際のIPアドレスは隠されています。

Investimerの主な目的は仮想通貨詐欺です。特にDogecoin(ドージコイン)に焦点を当て、実際のオンラインリソースを置き換えるフィッシングサイトを多数作成しています。それらの中には偽の仮想通貨取引所があり、そこでは特別なクライアントソフトウェアが必要であるとされていますが、実際にはこのソフトウェアこそが被害者のコンピューターにダウンロードされる Spy-Agent トロイの木馬です。

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