LinxensがスマートラックのセキュアID&トランザクション(SIT)事業部を買収
AsiaNet 66411
パリ(フランス)、2016年11月4日/PRニュースワイヤー/ --
・買収はLinxensの発展における変換のワンステップ
・RFID アンテナとインレイの製品ラインアップを多様化
・新グループは収益5億ユーロ以上を生み、世界中で3500人を雇用
スマートカード用マイクロコネクターのデザインと製造のグローバルリーダー、Linxensは本日、RFIDインレイとアンテナ開発・製造におけるグローバルリーダーであるスマートラック(SMARTRAC)のSIT事業部を買収したことを発表しました。契約は、年内に完了の予定です。
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スマートラックSIT事業部の技術的専門知識および構想の買収により、Linxensは同社の主要部門である決済、電子政府、電気通信、輸送、ロイヤルティー、アクセス制御において接触型および非接触型スマートカード接続ソリューションのリーディングプロバイダーとしての地位を固めます。
買収によりLinxensは中国、フランス、ドイツ、シンガポール、タイ、米国など世界的にさらなる事業展開をします。合併会社は、その革新技術を新製品開発促進のための共用プログラムに集中し、革新と拡大の継続を可能にする5億ユーロ以上の収益を生み出すものと予想されます。
市場機会の成長
非接触型ソリューションは、ますます定着しています。スマートラックの「セキュアID&トランザクション」(SIT:Secure ID & Transaction)事業部は、政府発行の書類(電子ID、電子パスポート、電子運転免許証など)、決裁、輸送、ロイヤルティー、アクセス制御という5つの主用途向けのRFID部品を供給しています。
セキュリティーへの重点が強化されるにつれて、政府機関は電子書類に転換するようになり、非接触型インターフェイスを使う割合が大きくなっています。その結果、電子書類で使用するアンテナとインレイの需要が高まりました。電子パスポートは今や当たり前で、特に新興経済国では電子IDカードや電子運転免許証に重点が移りつつあります。
非接触型ソリューションは輸送、ロイヤルティー、アクセス制御でも広く使われており、それらどの分野でも引き続き大いに成長の可能性が見られます。非接触型アクセスカードの市場は、2015年から2019年の間に5%以上成長する見通しです。
EMV決済カード基準のグローバルロールアウトは軌道に乗っており、現在の重点は既存のEMVカードをアップグレードして非接触型のNFC機能を組み込むことです。このマイグレーションは数年前にEUと中国で始まり、今では米国、中南米およびメキシコ、アジア太平洋で進行しています。この技術に対する銀行市場の需要は、今後5年間、前年比の9%ずつ伸びる見込みです。
LinxensのCEO、クリストフ・デュバーン氏は次のようにコメントしました:
「接触型・非接触型システム向け安全なスマートカード接続ソリューションの人気ワンストップショップになるために、私どもの革新的製品とソリューションのポートフォリオを活用する予定です。両社ともにそれぞれの分野における革新リーダーでありますから、双方の革新スキルを融合することで、クラス最高の製品をお客様に届けるための安全なスマートカード接続技術の未来を思い描くことができるようになります」
「現地拠点は、お客様にとって大変役に立ちます。海外拠点の拡大により、市場の需要の変化への対応を改善し、特定の現地市場の要求に照らしてお客様の要望をより良く理解できるようになります」
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(日本語リリース:クライアント提供)
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