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ネパール:大地震から1年、遠い復興への道

世界の医療団 2016年04月25日 17時38分
From Digital PR Platform


2016年4月25日、パリ ネパールを襲った大地震から1年、現地では未だ国の再建へ向けた復興への取り組みが進んでいません。困難が続く中、世界の医療団は最も被害が大きかったシンドパルチョーク郡にて、継続して支援を行うほかその活動を更に強化しています。

シンドパルチョーク郡では75ある医療施設のうち61の施設が全壊や部分損壊し、医療システムは崩壊寸前でした。世界の医療団は、2015年4月25日の地震発生直後より、最も孤立した地域での移動クリニックを立ち上げ、医療支援を開始しました。2015年の4月から10月までの間に、14,000件を超える診察が行われ、17トン分の救急医療キットが配布されました。

大地震は安全な飲料水、衛生設備や住まいの不足など住民の生活に大混乱をもたらしましたが、1年 経った現在もこの状況は改善されていません。この地域で機能するトイレにアクセスできるのは、たった30%(震災前は90%)の人々、また住宅の80%は未だ再建されておりません。こうした今もなお 危機的な状況は、当然人々の健康にも重大な影響を及ぼします。

「支援の届かない孤立した地域の人々はキャンパス地の覆いの下で寝起きを強いられ、壊れたままの水タンクがいくつもある。ネパールの人々は今も呼吸器疾患や消化器疾患に悩まされている。」ネパールで活動中の世界の医療団のコーディネーター、サイモン・カストロ・ウールドリッジは述べています。

そもそも脆弱となった医療システムに追い打ちをかけるように、2015年10月から2016年3月にかけて現地では燃料不足が発生し、人道的な状況は更に悪化、地震によって受けたダメージはより深いものとなりました。

「シンドパルチョーク郡などでは、夏のモンスーンの時期になればまた地滑りの心配がでてくる。こうした地域での緊急事態の長期常態化を避けるためにも、政府は復興への取り組みを加速化し、一刻も早く医療施設を正常な状態に機能させるべきだ。」

緊急事態に対処するため、世界の医療団は16の医療センターを再建しました。また最も孤立した地域において、飲料水や衛生設備へのアクセスを改善すべく活動を続けています。近づくモンスーンシーズンの到来に備え、不衛生な水が誘引する伝染病の発生リスクへ対応するため、予防活動に奔走しています。また、医療システムの早期復旧のため、政府の医療関係機関へのサポートや医療者に対するトレーニングも継続しています。

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