神田外語大学が2年生対象の冬期キャンプ「Sophomore Winter Camp」を実施 -- 大学4年間の折り返し期だからこそ「初心回帰」、学習モチベーションの向上を目指す

神田外語大学 2016年03月15日 08時05分
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神田外語大学(千葉市美浜区/学長:酒井邦弥)は去る2月14~24日まで、2年生を対象に1泊2日の「Sophomore Winter Camp(2年次冬期キャンプ)」を実施した。これは、大学生活の中間点で緊張感が緩みがちなこの時期に、これまでの2年間の大学生活や学習を総括。語学学習へのモチベーション向上を図るとともに、将来のキャリアデザインなど、大学生活後半戦の目標を再設定することを目的として昨年から実施しているもの。神田外語グループが運営する国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」で、全学科・専攻の2年生を6つの班に分けて実施した。


 「Sophomore Winter Camp」は、主に「学長セッション」「キャリアセッション」「語学セッション」の3つのセッションからなり、今年度は2月14~24日の期間で開催した。
 すべての日程に酒井学長が同行し、このキャンプの目玉である「学長セッション」を行う。これは、学生が酒井学長と1対1で向き合って2年間を振り返り、時には学長からの叱咤激励を受けながらも、各々の残りの2年間の目標を宣言するというもの。そのほか、「キャリアセッション」では先輩学生が自身の経験をもとに就職活動に関するアドバイスを行い、「語学セッション」では学科ごとにアレンジされたプログラムに学生たちが取り組んだ。

 1~2年生は課題が多く、大学での授業が大変な半面、3年生になると必修授業も徐々に少なくなり、気持ちに緩みがでてくる。特に語学の場合は継続的な努力が必要で、一度力を抜いてしまうと語学力は衰退してしまうため、こうした現象を食い止めるべく、昨年から大学生活の折り返し地点である2年生の最後に「Sophomore Winter Camp」を実施している。せっかくの大学4年間を、将来のキャリアにつながる有意義なものにしてほしいという同大ならではの取り組みである。

 同大では、全1年生を対象とした1泊2日の新入生オリエンテーションキャンプもブリティッシュヒルズで実施している。このキャンプで同大での学びを理解し、大学4年間で同大の教育の特徴である「自立学習者」を目指す。入学時にたてた2年生終了時までの語学力到達度の目標を、2年後の「Sophomore Winter Camp」で振り返り、さらに学習モチベーションアップを図るという「1、2年次接続型のキャンプ」として今後も実施していく。

 各セッションの概要は下記の通り。

【学長セッション】
 「一人ひとりの学生と向き合って、一緒に人生を考えたい」という酒井学長の意向から始まった。学長が一方的に話す形式ではなく、学生一人ひとりとこれまでの反省を話し合い、これからの目標を皆の前で学長と約束する。
 セッションの中では、酒井学長から「就職活動において多くの企業・団体から求められているのはTOEIC800点以上。目標設定は800点以上の高い目標設定にしなさい」「学費を支払っている保護者の気持ちを考えてみよう。学生の本業である勉強を頑張らないと意味はない」など、学生の気持ちを奮い立たせるメッセージが送られた。これを受けた学生たちは、「他の学生たちの目標設定が明確で、自分の目標設定は甘いと感じた」「おろそかになっていた勉強も気を引き締め直して頑張ろうと思えた」と改めて学習に対する意識を高めていた。

【キャリアセッション】
 先輩学生とのワークショップ形式で行う。既に内定が決まっている先輩学生が、就職活動に関する質問や学業との両立、ボランティア活動、資格取得など、後輩学生からのさまざまな相談にアドバイスをする。このセッションでも、これまでの2年間の振り返りを行い、各々の今後の目標を明確化して書き出す。
就職活動を終えた先輩学生による、自身の経験を踏まえた具体的なアドバイスは貴重な情報源であり、活発なワークショップが展開された。
 参加した先輩学生は、「就職活動と教育実習の両立に苦労したので、勉強がおろそかになりがちな2年生の後輩には『まず本業としての勉強が一番大切』と伝えた。4年生がちょうど就職活動を終えたタイミングなので、後輩たちもその話題が一番聞きたかったのではないかと思う」と語っている。

【語学セッション】
 学科ごとに異なるプログラムで実施する。英米語学科では「TOEIC対策講座」を実施。リーディングとリスニングの模擬テストと解説に加え、リスニングでは、ペアワークでのシャドウイングなどの実践的な内容も盛り込まれた。
 アジア言語学科、イベロアメリカ言語学科、国際コミュニケーション学科では「TOEIC対策講座」や、語学学習経験の振り返りと学習目的の明確化を目的としたセッションのほか、「異文化理解」についての講義も行われ、日本と海外における異文化を学び、相互理解を促した。学生たちは日本の文化や風習に関し、日本人であるのに知らないことがたくさんあった、と驚きの表情を浮かべていた。なお国際コミュニケーション学科はすべてのセッションが英語で行われた。

【参加した学生の声】
・国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻 2年 江波戸純希さん
 入学時はTOEIC800点取得と、英語を流暢に話せるようになることという強い目標があったが、2年間アルバイトや、語学よりビジネスの勉強に集中してしまったため、TOEICは目標点数に未達である。
 学長セッションを通して、今までの生活を改善して本業である勉強の意識を高めていかないといけないと思うようになれた。学長と直接話す機会があることは貴重だと改めて感じる。
 残りの2年間でTOEIC800点の達成に向けて努力したい。夏休みのTOEIC講座などを上手く活用して、スコアアップに繋げたいと思っている。

・イベロアメリカ言語学科 ブラジル・ポルトガル語専攻 2年 市川まりなさん
 まずは英語ができてから専攻語の学習に集中したいという意識が自分の中にあったため、TOEICを2年間で300点あげることに成功し、600点の目標を達成した。ポルトガル語に関しては1年生の時に学内のポルトガル語弁論大会で優勝。英語もポルトガル語も、日々の授業を大切に勉強を積んできた。例えば、毎回授業で行われる小テストでは常に80%を維持できるように勉強を継続。毎週金曜日には「0限」を活用し、2年生になってからは授業を皆勤で頑張っている。
 それでも、TOEICの目標点数と留学試験の両方をクリアしてしまってからは気が抜けていた。学長とのセッションの際に、自分の言葉で目標やビジョンを伝えたことはとても新鮮で、おろそかになっていた勉強も気を引き締め直して頑張ろうと思えた。
 また、これまで外国の言葉や文化を学んできたが、学びすすめる中で、まず自国の文化を理解できていないということに気付いた。まずは自国のことをきちんと知ったうえで、自国と他国の間の異文化を理解できる「グローバル人材」を目指している。

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人佐野学園 学園広報部
 TEL: 03-3258-5837(平日9:30~17:00)
 FAX: 03-5298-4123
 MAIL: media@kandagaigo.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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