JDAが製造計画ソリューションの新機能を発表、生産計画の効率化と高い収益性を実現

最新バージョン9.0を構成するJDA Sequencingの最新機能が、スケジュール変更による影響をリアルタイムで把握

製造業において生産計画やシーケンス計画が中断することは、利益率に大きな悪影響を及ぼします。万が一の場合、迅速に中段箇所を検出して効果的に解決に導くための機能は、非常に重要な役割を果たします。
この度JDA Software Group, Inc. が発表した、 JDA® Manufacturing Planning™(製造計画ソリューション)を構成するモジュールのひとつである「JDA® Sequencing™(シーケンシング)」に新たに搭載された機能は、顧客オーダーに対応するスケジューリングとシーケンスを、劇的なレベルで容易かつ迅速に行うことを可能にします。
この今回拡張された機能は、本年リリースされたJDA製造計画ソリューションversion9.0に新規で搭載されるものです。

*本リリースは、2015年11月4日、スペインバルセロナにて開催されたJDA Focus Connect 2015にて発表されたリリースの抄訳です。

JDA製造計画ソリューションは、最先端の生産計画機能を提供し、経営目標と顧客サービスレベルをバランスよく維持するという点において既に高い評価を得ており、食品・飲料、消費財、耐久消費財、工業・化学製品、医薬品などのさまざまな分野における豊富な導入実績を有しています。JDAのお客様は、業界随一のソフトウェアを活用することで、ユーザー様が個別に定義するスケジューリング・ルールに則り、これまで以上に迅速に、グローバルで最適な生産計画を作成することが可能になります。
また、状況が変化しても、製造企業の最重要課題である納品期日管理やリソース管理を確実に効率よく最適化することで、収益性を確保するための意思決定が行える基盤をご提供します。

JDA Software のバイスプレジデント兼 製造業戦略担当のPuneet Saxenaは次のように述べています。
「今日のサプライチェーンは、数千キロに亘る、数十社にもおよぶ取引先と連携するまでに拡大しています。この複雑なサプライチェーン・ネットワーク全体の中で、突発事項は需要側のみならず、供給側でも起こる可能性があり、一旦問題が発生すれば、既存の生産計画にも乱れを生じさせることになります。従業員のシフトミス、装置の故障、原材料の遅配、高優先度取引先からの緊急発注といった想定外の事案による影響は、顧客への対応にまで波及する可能性があります。生産スケジューラーは、すべての制約と影響をリアルタイムで把握し、サプライチェーン全体の収益を最大化するような意思決定ができるような最先端のソリューションである必要があります」

JDA製造計画ソリューションは、最先端の機能により、デジタル時代におけるシームレスなサプライチェーンを実現し、収益性だけでなく、顧客満足度も確保します。さらに、工場のスケジュールを工場以外のサプライチェーンと継続的に同期化することで、工場全体の効率と顧客対応を最大化しつつ、原材料および調達計画を上流のサプライヤーと調整することを可能にします。


JDA Manufacturing Planning 9.0のスケジューリングに関連した主要拡張機能

• インタラクティブに予測可視化。
本リリースには、非常に複雑な制約を伴う生産スケジューラーが簡単かつ視覚的に動作するように、インタラクティブでインテリジェントなインターフェイスを搭載しています。コード化されたハイライトなど視覚的な効果で作業の最適箇所をユーザーに示唆したり、様々なスケジュールの選択肢を作成する際に、ソフトの制約やハードの制約に抵触する箇所を通知することも可能です。

• KPIインパクト分析。
インタラクティブにスケジュール変更を行いながら、「traffic lighting(信号機)」と呼ぶJDAの独自機能により、リアルタイムで選択肢をハイライトし、ある変更が、各自が担当する主要実績指標やサプライチェーン全体のフルフィルメント指標に及ぼす影響を通知します。

• 柔軟性が高いレポートとダッシュボード。
別途にレポート専用エンジンが必要となる他社の生産計画ソリューションとは異なり、JDAのソリューションでは、アクティブなスケジュールに関するレポートを事前に構築しておけるので、ボタン一つで関連情報を取りまとめた報告書を作成することが可能です。また、ユーザーはスケジューリングのダッシュボードをカスタマイズすることも可能で、もっとも重要な情報を強調したり、レポートおよび指標をハイライトすることで、場所や設備に関わらず、複数のユーザー間で情報共有を図ることができます。


「アップグレードされたJDA製造計画ソリューションは、より強靭で、より応答性が高いスケジューリング機能を求める業界のニーズに確実に対応するものです。弊社のお客様と共同開発を進めることで、実際の現場ニーズを理解し、実用的価値を提供できるような新機能の設計を実現することができました。今回発表したJDA製造計画ソリューションのコンポーネントの一つであるJDA Sequencingは、今日のマルチチャネル化に向かう業界において、サービスと収益性のバランスを取ることに邁進しているお客様に大きな戦略的付加価値をもたらすことができると確信しています」とSaxenaは述べています。

追加の情報については以下もご参照ください。
•適応力がある製造業をJDA9.0で強化する方法(映像) how to power adaptable manufacturing
•事例紹介~Fiat ChryslerのJDA Sequencing活用による高効率化への移行(英語版)
shifting to a higher gear with JDA Sequencing

【JDAソフトウェアについて】
JDAは、小売、オムニチャネル及びサプライチェーン計画と実行のエンド・ツー・エンドの統合されたサプライチェーンソリューションを世界で4000社を超えるお客様に提供しています。JDAの独特なソリューションは、コスト削減、収益性の向上及び顧客満足維持・向上のための協業の改善を強力に支援します。詳細については、jda.comをご覧ください。
JDAソフトウェア・ジャパン株式会社は1997年に設立され、60名強のスタッフが活躍しております。詳細については、ホームページリンクをご覧ください。

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