IFRAがフレグランス安全性プログラムの実施規則に48回目の修正

IFRA 2015年07月31日 11時47分
From 共同通信PRワイヤー

IFRAがフレグランス安全性プログラムの実施規則に48回目の修正

AsiaNet 61353 (0981)

【ブリュッセル2015年7月31日PRN=共同通信JBN】IFRA(International Fragrance Association、国際香粧品香料協会)はこのほど、業界で進められている安全性プログラム(注2)の一環として IFRA Code of Practice(IFRA実施規則、注1)の48回目となる修正を公表した。

修正は以下の通り。

1、皮膚感作性QRA(量的リスク評価)に基づく3つの新しい基準
2、皮膚感作性QRAに基づき修正された最大限実用レベルの1つの修正基準
3、安全性評価に対する不十分なデータによって利用を禁止する2つの新しい基準
4、光毒性含有物4種とすべての光毒性基準の適用範囲に関する説明を合わせ利用する修正政策。皮膚以外と偶発的皮膚接触製品に対する制限レベルに関するメチルオイゲノールの修正基準
5、メチルオイゲノール基準と調和する種類(皮膚以外、偶発的皮膚接触製品)を記述する言葉に関するエストラゴールの修正基準
6、説明のため修正されたいくつかの基準
7、新しいCAS (Chemical Abstracts Service) ナンバーを付加したことに起因する3つの修正基準
8、基準のためのシステム作りを意図した評価を取り入れことに関して、今年の修正はそれ相応オの修正が施され、(IFRA実施規則開始以来)40年余りとなってより一層一貫性があり、ユーザーフレンドリーになった

48回修正の詳細は、基準導入の付則およびガイダンスを含めて、ウェブサイトリンクのIFRA基準(IFRA Standards)セクションで閲覧できる。

IFRA Code of Practiceの基準に準拠することは、IFRA会員組織に所属するすべてのIFRA会員社の義務である。

(編集者注)

(注1)IFRA Code of Practice
このコードは、すべてのフレグランス材料の製造と処理、あらゆる種類のアプリケーションに適用され、IFRA基準一式をカバーしている。IFRA Code of Practiceを順守することは、IFRAの会員(直接もしくは同様の各国組織のいずれかを通じて)であるすべてのフレグランス供給会社の必須(前提)条件である。クライアント会社(化粧品・家庭用品生産者を含む)は、同社フレグランスがコードに規定されたIFRA基準に準拠するよう望まれる。

(注2)フレグランス業界の安全性プログラムは、フレグランス材料をテストするため設立され、人体と環境に与える可能性に関する調査研究に基づいて、「安全利用レベルを設定するかその利用を禁止する。安全性プログラムは現在、選択されたフレグランス材料の利用を制限もしくは禁止する191項目の基準が含まれる。

ソース:IFRA

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