QUANTiNOが2015年ジュネーブ国際モーターショーに登場 ショーの目玉に

nanoFLOWCELL AG 2015年02月17日 18時08分
From 共同通信PRワイヤー

QUANTiNOが2015年ジュネーブ国際モーターショーに登場 ショーの目玉に

AsiaNet 59494 (0183)

【ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)2015年2月17日PRN=共同通信JBN】
定格電圧48ボルト、走行距離1000キロ以上の低圧電気自動車
 *初のQUANT低圧電気自動車
 *4倍の25kWと136馬力を備える電気自動車
 *最高時速200キロ
 *2プラス2シーターに22インチ・ホイールを装備

nanoFlowcell AGのイエンス・エレルマン取締役会長(博士)は「これはセンセーショナルな車であり、2015年ジュネーブ国際モーターショーの目玉の1つになることは確実である」と語った。nanoFlowcell AGは3月3日から開催されるスイスでの自動車ショーで、コンセプトカーとして最初のQAUNT低圧電気自動車を展示する。

 (Photo: リンク
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nanoFlowcell AGのヌンツィオ・ラベッキア最高技術責任者(CTO)はQUANTファミリーの最新モデルについて「われわれはジュネーブで、QUANT EとQUANT Fの弟分として小型のQUANTiNOを公開する。革新的な電気自動車で、多数の人を魅了する。スポーティーでダイナミックなうえ、なによりも低電力の駆動システムを備えている。われわれは48ボルトの定格電圧で、nanoFlowcell(R)、バッファーシステム、電気モーターを組み合わせることによって、136馬力に相当する4倍の25kWを達成する。この構成によって、全電動モードで時速200キロ以上のトップスピードと走行距離1000キロ以上を有害物質を放出せずに走行できる」と語った。

ヌンツィオ・ラベッキアCTOは「QUANTiNOはみんなのための電気自動車である。手ごろな価格、豪華で独特なデザイン。これは単なるコンセプトカーではない。今年中には現実のものになる。誰もが2015年にQUANTiNOを運転できる。また極めて早い段階で一般道路走行の許可を獲得するつもりである」と述べた。

▽nanoFlowcell(R)搭載のQUANTiNOは長い走行距離
低圧電気システムとnanoFlowcell(R)から成る革新的な駆動コンセプトによって、QUANTiNOの走行距離は1000キロを超える。ラベッキアCEOは「低圧電気システムはnanoFlowcell(R)にとって理想的な組み合わせである。これによって、これまで不可能とみられていたレベルの駆動力を生み出すことができる。すでに初期テストとシミュレーションで大きな潜在能力を示した。このコンセプトは優れた駆動力と広大な走行距離を備えており、未来の電動モビリティーにとって現実的な選択肢となる」と語った。

QUANTiNOは2基の175リッター・タンクを搭載し、合わせて350リッターのイオン液体を運ぶことができる。片方のタンクは正電荷を持ち、もう1つは負電荷を持っている。燃料補給のプロセスは通常の手順と同じであるが、1つ違うのは2つのタンクに異なる液体を同時補給することである。

▽22インチ・ホールを装着した2プラス2シーター
QUANTiNOは全長3.91メートルで、独特のデザインを誇る2プラス2シーターである。際立った特徴は22インチ・ホイールである。ヌンツィオ・ラベッキアCTOは「われわれは、QUANTiNOがQUANT EとQUANT Fの弟分としてQUANTファミリーの一員であることを強調したかった。フロントとリアの外観は、この血縁関係があることを明確に示している。特に、QUANTiNOが兄貴分のQUANTファミリーから採用した大きな22インチ・ホイールは、このクラスの車種では際立った概観となっている」と語った。

▽低電源、その背景と優位性
低圧電源ドライブはこれまで、例えばゴルフカート、電動バイク、さらに都市使用の比較的低駆動出力(<20kW)の4輪車両などの軽量モーター車両など、極めて低駆動出力(<5kW)の車両に主に搭載されてきた。ヌンツィオ・ラベッキアCTOは「われわれが知る限りでは、低圧電力駆動システムは大型乗用車にはこれまで搭載されたことはなかった。これがnanoFlowcell(R)によって一変する。通常、自動車が必要とするレベルの駆動出力には大電流が必要とされる。このため、大きな電源システムでは非常に太いケーブルが必要で、送電損失率が高まる。われわれはnanoFlowcell(R)によって、この問題を解消することができた。極めて低い定格電圧で極めて大きな電流量を発電でき、低圧電気システムにとっては最適である」と語った。

ヌンツィオ・ラベッキアCTOは「低圧電気システムは高圧電気システムに対してさまざまな優位性がある。高圧電気の電気自動車は完全接触とフラッシュオーバー防止を必要とするが、こうしたことは低圧電気自動車には必要ない。ECE-R 100に従い、低圧電気自動車は接触不良防止のための追加措置は必要とされず、機能的安全性を高圧電気自動車よりも容易に実現できる」と語った。

ヌンツィオ・ラベッキアCTOはさらに「低圧電気システムは、当社のnanoFlowcell(R)にとって理想的な組み合わせである。この2つを組み合わせることで、われわれは当社の電気自動車の潜在能力と優位性を大幅に引き出すことができた」と指摘した。

QUANTiNOは3月3日、2015年ジュネーブ国際モーターショーの記者会見(ホール1、スタンド1224)で世界初公開される。

▽報道関係向けの情報
新しいQUANTiNOを個人的に試乗したい人は誰でも、2015年ジュネーブ国際モーターショー(3月3、4の両日のプレスデー、PALEXPO、ホール1、スタンド1224.3月5-15日は一般公開)で可能。個別のインタビューも可能。関心がある人は、許可、計画、調整のために報道担当チームと交渉を。記者会見は3月3日午前8時30分にQUANTスタンドで開かれる。

参考資料:写真は欧州写真通信社(epa)(リンク )とウェブサイトリンク で入手可能。

▽報道関係問い合わせ
2015年ジュネーブ国際モーターショーでのインタビュー申し込みや、問い合わせについてはnanoFlowcell AGの報道担当チームに接触してもらいたい。

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ソース:nanoFLOWCELL AG

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