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上五島国家石油備蓄基地における長崎県石油コンビナート等総合防災訓練の実施について

JOGMEC 2014年08月29日 18時22分
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 JOGMEC(本部:東京都港区、理事:河野博文)が国から委託を受けて管理している上五島国家石油備蓄基地(長崎県新上五島町、以下「上五島基地」)において、8月28日、五島海上保安部と合同で、平成26年度長崎県石油コンビナート等総合防災訓練が実施されました。

 本訓練は、長崎県石油コンビナート等防災計画に基づき、操業会社である上五島石油備蓄株式会社上五島事業所が実施主体となり、石油コンビナート等特別防災区域(上五島地区)における「油流出、タンカー火災等の災害」が発生した場合を想定して実施されました。緊急連絡及び応急対策の迅速、円滑な実施ならびに防災関係機関、特定事業所員の防災意識の高揚を図ることを目的としています。

 訓練は、「午前 10 時、長崎県北部を震源とする地震が発生し、新上五島町では強い揺れ(震度 6弱)を観測、長崎県西方沿岸に津波注意報が発表された。原油積載のタンカーがシーバース(海上に設けられた桟橋)に接岸し荷役中のところ、この地震によりローディングアーム(タンカーから 原油を荷揚げする設備)に亀裂が入り、大量の原油が海上に流出、作業員1名が海中に転落した。タンクヤード(タンクエリア)においても、擁壁面の崩落により原油送油管及び流出油防止堤に亀裂が生じ、原油が流出した。さらに、上五島基地事業所の管理棟屋上出入口ドアが開閉不能となり、屋上で作業中の作業員数名が取り残された。火気使用中の管理棟から出火し、職員数名が逃げ遅れた。海上では、ローディングアームからの漏油はタンカーの甲板にも落下し、タンカーの中央部で火災が発生した。」との想定で実施されました。

 当日は、訓練実施防災関係15機関(参加人数250名)による、通報・初動措置活動訓練、緊急出動訓練、情報伝達訓練、消火、救出・救護訓練、流出油拡散防止・回収作業訓練、船舶火災消火訓練及び海中転落者の捜索・救助訓練等が実施され、午後0時20分、訓練は無事全日程を終了しました。

■ 上五島国家石油備蓄基地の概要
 同基地は、世界で初めて洋上タンク方式を採用した原油備蓄基地として、1988年9月に完成。
防波堤により平穏な泊地を確保し、貯蔵船を並列に配置し各貯蔵船を防波堤で囲むもので、貯蔵船1隻あたりの貯油能力は88万kl(5隻合計で440万kl)。2014年7月末現在約353万klの原油が保管されています。



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