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◎ドイツ銀行が多額の証券取引違反 内部告発でSECに提訴

Labaton Sucharow LLP 2012年12月06日 10時40分
From 共同通信PRワイヤー

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◎ドイツ銀行が多額の証券取引違反 内部告発でSECに提訴

AsiaNet 51557
共同JBN1469(2012.12.6)


【ワシントン2012年12月6日PRN=共同JBN】米法律事務所Labaton Sucharow (リンク)LLPおよび米政府説明責任プロジェクトであるGovernment Accountability Project (GAP)は6日、ドイツを拠点とするグローバルな投資銀行であるドイツ銀行(Deutsche Bank)で数十億ドルのドル建て証券取引違反行為があったと主張する内部告発者の代理人になると発表した。疑惑とされる不正行為は、6日付フィナンシャル・タイムズ紙が報道した記事(リンク)の中で初めて暴露された。エリック・ベンアルツィ博士(Dr. Eric Ben-Artzi)は、告発内容を公然と共有してもらう目的で米証券取引委員会(SEC)へ内部告発を行う初めての人物と見られている。

ドイツ銀行の定量リスクアナリストだったベンアルツィ博士は、「私は内部告発者になることを決して望んだり予期したりしたわけではない。私は銀行の政策と手続きに従って、当初はまず社内的に広く何度も報告した。この問題は認められることも正されることもなかったので、私は適正な捜査当局に通報せざるを得ないと感じた。残念ながら私の家族と私は、正しいことをするのに犠牲を払っている」と答えている。

▽伝えられる証券侵害行為
ベンアルツィ博士は、ドイツ銀行が同行のクレジット・デリバティブ商品ポートフォリオの価値を正確に報告しなかったことに根差した証券侵害行為の可能性を発見し、社内でそれを報告した。特に2007年半ばから2010年にかけて、ドイツ銀行はその商品ポートフォリオであるクレジット・デリバティブのレバレッジド・スーパーシニア(LSS)債のギャップ・オプション取引部分の価値を適正に評価しなかった。ギャップ・オプションはLSS債バイヤーが支払う担保とLSS債セラーが補てんに応じた市場対市場で起こりうる損失との間の差額である。ドイツ銀行は名目価値で1200-1300億ドルのポートフォリオを持っており、市場におけるLSS取引で最大手ホルダーである。ドイツ銀行はその価値を正確に評価しないことによって、同僚銀行やその多くが政府からの金融支援を必要とし、株式価格がかなり下落することになった他行より金融危機をよりよく乗り切っているとの世間体を細心巧妙に作り上げることができた。控えめに仮定するとしても、LSSポートフォリオが適切に評価されていたとしても、同行は収益予測でかなりの額の損失をこうむったはずである。これら重大な不実行為によって、数多くの投資家が損害をこうむった可能性がある。

ベンアルツィ博士は、この重大な価値評価問題を同行が認め、適切に対応しようとしなかったことに深く憂慮し、Labaton Sucharowに法務処理代行を求め、SEC内部告発プログラム(リンク)を通じてSECに証券侵害行為の可能性を報告した。このプログラムは2010年7月、ドッド=フランク・ウォール街改革・消費者保護に関する法律で施行されたもので、広く国内で実施され、該当する内部告発者に十分な雇用上の保護、報奨制度、匿名で告発する力を与えるものである。

ベンアルツィ博士は、大手金融機関(複数)の要職に就いて働いてきた。同氏はデリバティブに関連するリスクを適切に価値評価するため必要なモデル、仮定、計算に独自の専門知識を持っている。同氏はそれ以前に、ニューヨーク大学のクーラント研究所で博士号を取得し、同研究所で数理・金融工学の学部課程で教鞭(きょうべん)もとった。

SECの元アシスタントディレクターでLabaton Sucharowの内部告発者を代表するWhistleblower Representation Practice担当チェアであるジョーダン・トーマス氏は「ベンアルツィ博士が最初に私と話し合ったとき、不正行為疑惑の規模と広がりにショックを受けた。これはまさに重大かつ報告されていない証券侵害行為に属するもので、SEC内部告発プログラムが対応すべき問題だ。それはパイプラインの中で注目すべき多くの問題の一つである」とコメントした。

▽雇用上の仕返し
エリック・ベンアルツィ博士は評価問題を正すため内部報告チャンネルを通じて努力しようと試み、次第に高いレベルのチャンネルに進んだ。米労働省に提出した仕返しを受けているという申し立てで主張されているように、懸念表明を推し進めると激しい敵意の対象になり、孤立し、仕事をするのに必要な記録へのアクセスを否定され、仕事の独立性を失い、責任を奪われた。2011年11月、育児休暇から戻ってまもなく、ドイツ銀行はベンアルツィ博士に対し博士のポストは欧州に移されたと通告し、警告なしで解雇し、仕事を続ける機会、金融機関で新たなポストを見つける機会を失わせた。この不法労働行為の前の全期間では博士は好ましい成績評価を受けており、一時解雇されるとその職業上の専門知識と評価によって銀行内のほかのグループで働くようリクルートされた。したがって、GAPは仕返し問題でベンアルツィ博士の代理人となることに合意し、サーベンス・オクスリー法に含まれている内部告発者保護規定に違反すると主張した。

GAPの法務ディレクターで賞を受けた「企業内部告発者のサバイバル・ガイド」の著者であるトム・ディバイン氏は次のようにコメントしている。
「不審な行動をする企業システム内で、内部告発者が活動しようとするときに生じるリスクの古典的なイラストである。ベンアルツィ博士は深刻な損害を起こしかねない証券法違反行為を発見し、内部で銀行の経営陣に警告するという危険を冒した模範的な企業市民だった。ドイツ銀行の反応は個人的に彼を妨害し、彼が知ったことを突き止めると直ちに解雇した。仕返しは残酷で偽装もされなかった。全く明らかなことだが、ポイントは他に内部告発者になりそうな人間を沈黙させることだった。学んだ教訓は、ドイツ銀行の企業コンプライアンス内で働き、そのシステムに報告することは職業的な自殺行為だということである」

▽銀行従業員は「自分の権利を知れ」キャンペーン
10月にGAPは大規模な銀行、金融機関の従業員を目標に全国的な教育キャンペーンを開始した。この種では初めての大規模な全国調整努力の1つであるこの教育的な「自分の権利を知れ」キャンペーンは内部告発者保護と不法行為を目撃するか知っている場合に適用される可能性のある報奨金について労働者に知らせることを目指している。そのほかに数万のリーフレットが全国5大都市の銀行、金融機関で配布され、労働者の保護について情報を提供した。

エリック・ベンアルツィ博士のケースはこの重要な公共理解キャンペーンの必要性に関する好例になる。詳しい情報はリンクへ。  

▽Labaton Sucharowについて
米国で一流の法律事務所の1つであるLabaton Sucharow(リンク)は 50年近くにわたり投資家、消費者の権利のチャンピオンである。証券法違反の可能性がある行為を報告する内部告発者の保護と擁護だけに集中する活動を確立した米国で初めての法律事務所である。自らのトップランクの証券法訴訟プラットフォームを強化した内部告発者代理業務(リンク)は、調査担当者、金融アナリスト、連邦法、州法の執行経験を持つ法廷会計士の世界クラスの内部チームを活用して内部告発者に比類のない代理業務を提供している。

GAP(リンク)は、米国の有力な内部告発者保護組織である。GAPの使命は内部告発事件の訴訟、懸念の公共化、法改革の発展を通じて、政府、企業の説明責任を促進することで公共の利益を保護することである。1977年創立の非営利、非党派の権利擁護組織で、本部はワシントンDC。

ソース: Labaton Sucharow LLP

▽問い合わせ先
Steve Bodakowski for Labaton Sucharow, +1-203-254-1300 ext 141, or
Dylan Blaylock, GAP Communications Director, +1-202-457-0034 ext. 137,
+1-202-236-3733 cell, dylanb@whistleblower.org

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