~普及は数年先の見通し 現在は販売促進系に利用多し~
報道関係者各位
平成22年12月13日
株式会社クロス・マーケティング
(東証マザーズ 3629)
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「モバイルARサービスの動向と今後の展望」を販売開始
~普及は数年先の見通し 現在は販売促進系に利用多し~
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■■ 要約 ■■
マーケティングリサーチを行う株式会社クロス・マーケティング(代表取締役社長 五十嵐 幹 東京都中央区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)発刊のレポート「モバイルARサービスの動向と今後の展望」の販売を開始しました。
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■■ 資料概要 ■■
◇モバイルARとは
モバイルAR(Augmented Reality:拡張現実)とは、携帯電話端末やスマート・フォンなどのカメラからみる現実の風景に、認識技術や位置情報などのデジタル情報を重ねて表示する、現実世界とデジタル空間とを結びつける技術を指す。
◇モバイルARに注力するドコモとau
携帯電話事業者の動向としては、従来からNTTドコモとKDDI(au)が展示会などでの実演や他企業との共同企画を行っている。NTTドコモは「WIRELESS JAPAN」「CEATEC JAPAN」などで、「AR Walker」「MobileAR技術 Ver.2」「直感ナビ」「ゴルフ版直感ナビ」の展示した。
一方、KDDI(au)は2009年6月に「実空間透視ケータイ(β版)」を発表し、「地球アルバム(β版)」「トラベルビューアー(β版)」の試験提供を開始している。また、2010年7月には「セカイカメラZOOM」の提供も開始し、本格的にモバイルARへの動きを加速させつつある。
■■ キーワード ■■
◇ドコモとauはモバイルARに注力!!
NTTドコモとKDDI(au)は従来からモバイルARサービスの開発に力を注いでいる。すでにNTTドコモは「AR Walker」「MobileAR技術 Ver.2」「直感ナビ」「ゴルフ版直感ナビ」を開発し、KDDI(au)も「実空間透視ケータイ(β版)」「セカイカメラZOOM」の提供を開始した。
◇利用の多いプロモーション系!!
一見、モバイルARサービスはゲームやバーチャル・コンパニオンなど、エンターテイメント的な要素が強い。しかし、実際には展示会での案内や地域振興を目的としたキャンペーンに利用されるなど、ビジネスにも多く活用されている。
◇モバイルAR普及は数年先!!
モバイルARサービスの普及には、携帯電話端末を“かざす”という行為がユーザの生活に馴染むまで時間が必要とされる。ようやく携帯電話ユーザが「おサイフケータイ」を“タッチ”することに慣れつつあり、次の段階といえる端末を“かざす”行為が一般化するには一定の時間がかかるものとみられる。
■■ 2.モバイルARの市場性と今後の展望 ■■
◇普及の土壌が整いつつあるモバイルAR
現在のところ、モバイルARサービスは頓智ドットの「セカイカメラ」などのARアプリケーションを用いた販売促進や施設案内、キャンペーンなどに多用されている。ビジネスでの利用が主流になっているのが現状であり、今後も堅実な成長が期待される。
■■ 目次/図表 ■■
要約
キーワード
1.市場概況
モバイルARに注力するドコモとau
プロモーション系での利用が多いモバイルARサービス
表:モバイルAR技術に関する国内の主な動向
表:モバイルARサービスの主な区分
表:提供中のモバイルARサービス一覧(携帯電話事業者編)
表:提供中のモバイルARサービス一覧[1](プロバイダ編、プロモーション
系)
表:提供中のモバイルARサービス一覧[2](プロバイダ編、プロモーション
系)
表:提供中のモバイルARサービス一覧(プロバイダ編、エンターテイメン
ト系)
2.モバイルARの市場性と今後の展望
普及の土壌が整いつつあるモバイルAR
対応端末の拡充で普及に拍車
モバイルARサービスの普及時期
モバイルARサービスの普及は主婦層がカギ
3.携帯電話事業者の動向
NTTドコモの動向
CEATEC JAPAN 2010でAR関連の体験コーナーを設置
表:NTTドコモにおけるAR技術関連の出展概要
2010年冬モデル向けdocomo PRIME series全機種にAR機能を搭載
WIRELESS JAPAN 2010でARサービスを展示
NTTドコモのモバイルARに対する取り組み
NTTドコモがモバイルARに取り組む背景
NTTドコモがモバイルARに感じる3つの課題
2009年7月にアプリックスとAR技術の共同開発で合意
表:アプリックスの会社概要
表:NTTドコモのモバイルAR技術に関する国内の主な動向
KDDI(au)の動向
2010年8月に頓智ドットへ出資
頓智ドットとの連携の理由
KDDI研究所のモバイルARに対する考え方
2010年7月からセカイカメラZOOMの提供を開始
2010年6月からセカイカメラZOOMにTwitterクライアント機能を搭載
表:セカイカメラZOOMのTwitterクライアント機能における特長
2010年3月に頓智ドットとARサービスの共同事業化の検討で合意
2010年2月から札幌でARアプリを活用した宝探しイベントを実施
表:お宝! グルメレーダーの概要
2009年9月に東京大学ARキャンパスツアーの実施を発表
2009年6月から実空間透視ケータイ(β版)の提供を開始
表:地球アルバム(β版)の概要
CEATEC JAPAN 2008で実空間透視ケータイのデモを実施
表:KDDI(au)のモバイルAR技術に関する国内の主な動向
4.アプリケーション/サービス・プロバイダの動向
【プロモーション系】
2010年11月に園内情報ナビゲーションの実証実験を実施
2010年10月から辰野金吾さんの回顧展を開催する佐賀県武雄市
表:辰野金吾「セカイカメラ」回顧展の概要
コンセプトの動向
2010年10月に電通と業務提携
表:コンセプトの会社概要
2010年9月にiアプリ向けARエンジンを開発
2010年9月から観光情報提供システム実験を行った小樽商科大学
図:実証実験イメージ
表:AR技術を組み込んだ観光情報提供システム実証実験の概要
電通テックなどの動向
2010年10月に読売新聞にAR広告を掲載
2010年2月からモバイル3Dの提供を開始
表:電通テックの会社概要
クウジットの動向
2010年8月にAR観光プロモーション実験にGnGが採用
表:クウジットの会社概要
グッドデザインエキスポ 2010にAR技術を提供
2010年5月にGnGのiPhone向けアプリの提供を開始
2010年4月に米QderoPateoへの技術提供を発表
デザイン百貨店の動向
2010年8月にAR3DPlayerの発表会を開催
表:デザイン百貨店の会社概要
国内事業者3社の端末で利用できるAR3DPlayer
表:ARサービスの種類
2010年8月にAR体感企画を展開した小学館
2010年8月からAndroid版iタウンページの提供を開始したNTT番号情報
表:iタウンページのサービス概要
東のエデン劇場版公開記念キャンペーンにセカイカメラが採用
2010年7月からセカイカメラによる情報発信を開始した嬉野市
2010年7月から観光コンテンツの配信を開始したNEWS
2010年7月にマン・レイ展でAR技術を展開
2010年7月に頓智ドットと業務提携したスパイア
2010年3月からセカイカメラなどに物件情報を提供するネクスト
2009年12月にエア・ファーファ プロジェクトを立ち上げたニッサン石鹸
ARで地域振興を図る岐阜県高山市
シテ科学産業博物館が展示案内にセカイカメラを利用
2009年9月にロエベのイベントでセカイカメラが採用
京都国際マンガミュージアムがAR実証実験を実施
2005年当時にAR技術を開発していたNTT研究所
図:PopRiの実施例
表:プロバイダのモバイルAR技術に関する国内の主な動向(プロモーショ
ン系)
【エンターテイメント系】
頓智ドットの動向
2010年9月からAndroid向けセカイカメラの最新版の提供を開始
表:頓智ドットの会社概要
2010年9月からセカイカメラのTwitterアプリの提供を開始
2010年8月からセカイカメラでセカイユウシャが利用可能に
2010年7月からiPhone向けセカイカメラ v2.4.0の提供を開始
表:セカイカメラ v2.4.0の新機能
2009年9月からセカイカメラの提供を開始
ヤフーの動向
2010年9月にガンダムARのバージョン・アップを実施
2010年8月からガンダムARの配信を開始
2010年8月にガンダムARの配信を発表
2010年8月に実物大のマジンガーZを出現させたバンダイ
2010年7月にセカイユウシャのティザー・サイトを開設したアンビション
2010年7月にARエヴァの提供を開始した富士急ハイランド
ローソンの動向
2010年4月にARエヴァなどの企画を中止
2010年4月にARエヴァの提供を開始
2010年4月からARエヴァなどを展開
システム・ケイの動向
2009年10月にiPhone向けLayarの提供を開始
表:システム・ケイの会社概要
40ヶ国以上の国で独自コンテンツが提供されるLayar
iPhone向けアプリの提供でユーザ規模が急拡大
セカイカメラとの違い
表:Layarとセカイカメラの違い
今後はコンテンツの有料販売も計画
2009年8月にLayarを利用した検索サービスの提供を開始
図:Layarの仕組み
表:プロバイダのモバイルAR技術に関する国内の主な動向(エンターテイ
メント系)
5.関連リンク
表:関連リンク(五十音順)
編集後記
■■ 概要 ■■
商 品 名:モバイルARサービスの動向と今後の展望
発 刊 日:2010年12月3日
判 型:A4/48ページ〔PDF資料〕
発 行:エムレポート
販 売:株式会社クロス・マーケティング
頒 価:36,750円(税抜35,000円+消費税1,750円)
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【お申し込み方法】
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■■ 株式会社クロス・マーケティングについて ■■
株式会社クロス・マーケティングは、国内130万人超の大規模モニターを軸に、生活者の「生」の声を、主にインターネットを活用して収集するマーケティングリサーチ会社です。
生活者の嗜好の多様化や、商品サイクルの短期化に対応するため、ネットリサーチの優位性である「スピード」「コスト」に加え、「品質」を最大限に重視したリサーチサービスを展開しています。
調査企画から設計、実査、集計・分析レポートまで、マーケティングリサーチに関するあらゆるサービスをトータルにサポートいたします。
■■ 株式会社クロス・マーケティング 会社概要 ■■
名称:株式会社クロス・マーケティング
本社所在地:東京都中央区銀座8丁目15番2号 銀座COMビル6F
代表者:代表取締役社長 五十嵐 幹
設立:2003年4月
URL:リンク
■■ 本件に関するお問い合わせ先 ■■
株式会社クロス・マーケティング
Cross Shop 販売窓口担当
Tel:03-3549-1319
Fax:03-3549-0221
Mail:cs-info@cross-m.co.jp
※NS-Shopは、2010年10月1日にCross Shopへと
サイト名を変更いたしました。
今後とも引き続きご愛顧賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
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